本日3月11日、東日本大震災から13年目を迎えました。
北海道新聞の取材に応じて、本学・一般教育部の天童睦子 教授がインタビューを受け、記事「災害時の女性の困難 解決のカギは」に掲載されました。また同紙のONLINE版にも掲載されています。
天童教授は、災害は「普段は隠れているジェンダーの不均衡を浮き彫りにする」と指摘、「覆われていたベールがはがれ、問題は一気に浮上する」と語っています。
また「非常時に流布する言説には注意が必要」と指摘、「東日本大震災では『絆』という言葉が注目され…『絆』で乗り越えようとするあまり、個々の事情や多様なニーズは後回し」にされたといいます。
そうした事例から、天童教授は「災害のリスク管理における政策決定の場に、ジェンダーの視点が不可欠」と訴え、「もはや世界の常識」と語ります。その上で「防災の担い手になる人たちは男性も含め、人権とジェンダー平等について学ぶべき」としています。
※「北海道新聞」記事はWEB版(無料会員登録など)で読むことが可能です。
◇「北海道新聞」ONLINE版(3月6日付け)「災害時の女性の困難 解決のカギは」
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