2021年に本学附属人文社会科学研究所から学内の出版助成を受けて刊行した『<往還>の諸相』(翰林書房)が、日本近代文学会の機関誌『日本近代文学』106号にて紹介されました。
本書は、人文社会科学研究所が立ち上げた共同研究の第3作目で、前2作『文化における<風景>』『ノスタルジーとは何か』を踏まえた集大成となる成果です。往還を単に2つの点を往来するプロセスとしてみるのではなく、そのプロセスにおいて生じるさまざまな諸相の展開に注目し、多様な学問分野から考察、探究しています。
著者は、人間文化学科・今林直樹教授、一般教育部・小羽田誠治教授、日本文学科・九里順子教授(現・名誉教授)、教育学科・戸野塚厚子教授、一般教育部・栗原健准教授です。ぜひご一読ください。
なお、『日本近代文学』106号は本学図書館2Fの雑誌最新号コーナーで閲覧できます。
■翰林書房 『<往還>の諸相』[WEB]