第7回、第10回キャリアアップセミナーを実施しました。
社会の第一線で活躍されている講師の方々をお招きし、ご自身のキャリアや学生たちへのメッセージなどを語っていただく本シリーズ。
日程を変更して行われた第7回は、本学生活文化デザイン学科 元教授の浅野富美枝先生です。
「女性のエンパワーメント」について研究されている浅野先生から、現代社会の構図を紐解いていただき、これからその社会に巣立つ学生達に、女性として社会でどう生きていって欲しいかというお話しをしていただきました。
学生からは
「かしこく生きるための知識とスキルといった市民力は社会を知ることや、しくみを把握し身に付けることでできるのだと知った。こうしたスキルを身に付けるためには周りの協力も必要だということがわかった。また周りの人達もこうしたことをよく知っておくことが大切だと感じた」(生活文化デザイン学科3年生)
「様々な場面で苦しい思いをしている人へのサポートをしている団体や人がいることを知った。そういった場所や団体があるということを知っておくのも、辛い状況から抜け出せる方法の一つだと思った」(心理行動科学科2年生)
「今まで『高齢社会』と聞いてもあまり身近に感じなかった。今回の講演を聞き、他人事ではないと実感した。これから生活していくうえで高齢者についてもっと理解する必要があると感じた」(日本文学科1年生)
などの感想がありました。
第10回は、株式会社柏書房 取締役社長の富澤凡子さん。
社会人になってから出版業界一筋の富澤さん。当日はご友人の株式会社平凡社 下中社長もゲストとしてお迎えし、出版業界で求められている女性の感性やご自身が経験された営業という仕事について、また人生において読書はいかに必要か、などについてお話ししてくださいました。
学生からは
「『女性が発言して世界・社会を変えていく』という言葉が印象的だった。この言葉はどの職種や人にも当てはまることだと思った。私はなかなか自分の意見を表に出せないため、もっと出していけるように自分が変えていくんだ、くらいの気持ちを持ちたいと思った」(発達臨床学科3年生)
「『本は心の栄養となる』という言葉がすごく心に響いた。私も小さいころから本は大好きだったが、近頃は忙しくてあまり読めていないので、1日数ページずつでも読んでいこうと思った」(人間文化学科2年生)
「『本を読むことで心が磨かれる』『外見を磨くよりも心を磨く方が将来につながる』という言葉が強く印象に残った。『歳時記』を読むと日本人がいかに季節感のセンスが優れているかわかる、というお話しに強く興味を抱いたため、『歳時記』を手に取ってみたいと思った」(日本文学科1年生)
などの感想がありました。
いよいよ本講座も残り2回。月曜16:20~17:50または土曜13:00~14:30に公開講座として開講していますので、興味を持たれた方はどなたでもお気軽にご参加ください。
問合せ先:キャリア支援センター 直通:022-279-4957