2022年度「第8回(最終回)キャリアアップセミナー」[キャリア支援課]

毎年、学生達に多くの学びを提供してくれる「キャリアアップセミナー」。今年度は全8回、今回で終了いたします。前期はオンデマンド配信、後期は3年ぶりに新型コロナウイルス感染対策を十分に行い、本学大学講堂で対面で開催しました。

 

第8回 キャリアアップセミナー

講師:一般社団法人solufaction

   中田麻衣子氏

 

今年度のキャリアアップセミナー最終回は中田麻衣子さんのご講演でした。中田さんは高校からサッカーを始め、卒業後に岡山県美作市をホームタウンとするサッカーリーグに入団します。日中は旅館スタッフとして勤務、土日は試合に出場し、仕事とサッカーを両立する日々を送りました。女子サッカートップアスリートとして、なでしこリーグの試合に出場、オールスターゲームにも選出されました。一度は引退し短期大学で8つのスポーツ資格を取得後、再び現役復帰を決断されます。2度の引退を経た後は、地元宮城県の健康課題に着目し、一般社団法人solufactionを設立しました。「良き選手である前に良き社会人であれ」と、心身共に「軸をぶらさない」中田さんのご経験談は学生たちの心に響き、今後の進路を考えるうえで更に大きく視野が広がったようです。

 

【学生の声】

私はやりたいと思ったことを実行することが少なく、今回の講演を受けて、やりたいことは実行しなければいけないのだと、改めて今後の課題を見つけることが出来ました。実現したいことを口に出すだけでなく、発言によってチャンスをつかみ、さらにそのチャンスを逃さずに実行につなげる、という流れが大切だと感じました。また「最初から失敗するつもりでチャレンジしてみる」という言葉が、今の自分にとても参考になりました。「実現させたいことを口に出し、実際に行動に移す」、「失敗するつもりで挑む」この二点を頭におき、私も恐れず楽しくキャリアを重ねていきたいと思いました。(日本文学科2年)

 

私が印象に残った言葉は2つあります。1つ目は「全て自分次第」という言葉です。自分の行動次第で今後の人生が変わる中でどのくらい行動に起こすかは自分でしか決められないと改めて実感することが出来ました。2つ目は「失敗をしないとその先の未来は見えない」という言葉です。私は今まで失敗をすることに対して恐怖心を抱いていました。しかし、実際は悪いことではなく、むしろ良いことで経験するべきだと学ぶことが出来ました。失敗しなければ現状から変わることはなく、人として成長できないと感じました。大学生の間に多くのチャレンジをし、失敗を経験することで本当に自分がしたいことを見つけたいと思います。(心理行動科学科1年)

良き選手である前に

 

キャリアアップセミナーは公開講座として開講しておりましたが、2020年度より新型コロナウイルスの影響で、本学学生のみを対象としています。今年度は前期をオンデマンド講座で、後期を大学講堂で開講いたしました。講師の先生方には多大なご協力をいただきまして、心より感謝申し上げます。

 

ポスター(HP用)