第16回就職ガイダンス 人事担当者によるトークセッション「人事担当者が次の選考に通したくなる学生とは?」を実施しました

前回は集団面接を練習する先輩たちの姿を動画で見て、面接担当側の視点で、どのような点が見られているかということを学びました。

今回は実際、面接担当としてたくさんの学生を見てきた3社の方をお招きし、トークセッション形式で、ざっくばらんに本音で語っていただきました。

(株)藤崎

人事部人事キャリア担当 係長 小笠原順子氏

(株)仙台銀行

総務部人事統括課 副部長 瀬尾 修氏

丸木医科器械(株)

総務部 シニアマネージャー 菅野裕一氏

【進行】 本学就職支援 菊田敏秀

まず皆さん一様に、「素の自分を見せて欲しい」ということをおっしゃいました。

マニュアル通りの決まった回答や難しい用語ではなく、自分の考えを自分の言葉で説明できる人が魅力的だと感じるそうです。

 

また「第一印象」をとても重要視しているそうです。

就職活動において企業に与える第一印象=お客様に与える第一印象と同様です。

初めてface to face で会った印象だけでなく、書類も第一印象と言えます。

丁寧にバランスよく書いてあると相手の立場に立って考えて行動できる人だと捉えるそうです。また、写真も大切な第一印象なので「勝負写真」を貼って欲しい、というお話もいただきました。

面接では「面接担当ときちんと『会話』ができているか」「一人でしゃべっていないか」、集団面接では「時間配分に気を配っているか」「他の学生の話を聞いているか」なども見ているそうです。これは「チームで働けるコミュニケーション能力」に繋がります。

また企業について詳しく調べてきていると、本当にこの会社に入りたいと思っているのだな、熱意のある学生だなと思うそうです。やはり企業研究はとても大切です。

参加した学生の中には「エントリーシートでも面接でも、相手に好印象を与えるよう、自分を『飾る』ことが大切だと思っていたので、『素のままで良い』という意見にとても救われた」という感想などがありました。