4~5月の「就職ガイダンス」[キャリア支援課]

新型コロナウイルスの影響により、今年度も3年生・院1年生対象の「就職ガイダンス」はすべてオンラインでの動画配信となりました。昨年度の反省と最新の採用状況を踏まえ、内容や配信時期などを大幅に変更し、4~5月は4本の動画を配信しました。

6/1より対面授業を再開しています。対面とオンラインを併用し、1年間、3年生・院1年生の就職活動の準備をしっかりとサポートしていきます。

第1回 オリエンテーション~これからどうなる?コロナ禍の就活~

来年本格的に始まる就職活動に向けて、就職ガイダンスの年間スケジュール、キャリア支援課の活用方法について説明しました。オンラインだからこそ「顔の見える支援」を心がけ、キャリア支援課職員全員の顔写真とそれぞれの担当学科を入れた自己紹介を行ったほか、キャリア支援課事務室の場所や資料コーナー、掲示の様子などをガイダンス動画に盛り込みました。

学生からは「就職活動と聞くとまだまだ他人事のような感覚でいたが、ガイダンスを聞いて自分の意識の低さに危機感を感じた」「新型コロナウイルスの状況に合わせて企業が様々な対応を取っているので、もっと就職活動に対して敏感でいなければいけないと感じた」などの声があり、これからの学生生活をどのように過ごすかを考えるきっかけとなったようです。

また、「キャリア支援課との連絡を取ることを恐れず、早めに就職活動に取り掛かりたいと思った」という声もありました。

第2回 あなたは何タイプ?「職業適性検査」

自分の特性を把握し、職業選択につなげるために活用したのが、マイナビ社が提供するアプリでの適性検査です。このような適性検査をする際に気をつけなければならないのは、「私はこの仕事に向いている/この仕事には向いていない」と逆に可能性を狭めてしまうことです。新卒の強みは限りない伸びしろですので、適性検査の結果をどのように就職活動に生かしていくか、マイナビ社に丁寧に説明していただきました。

学生からは「今回のガイダンスを受けることで自分が興味のあった職業と適性検査の結果を照らし合わせることができ、就職活動に対して少し前向きになれた気がした」「自己分析によって新しい発見や再確認ができることは自分にとって大いにプラスになると感じた」などの声があり、自己分析と仕事研究の第一歩となったようです。

第3回 自分に合う企業とは?~コロナ禍でも後悔しない企業の選び方~

星の数ほどある企業の中からどのように「自分に合う」企業を探したらいいのか、リクルート社に企業選びのコツを教えていただきました。多くの企業を知ることで自分の「就職活動の軸」が見えてきます。「知らなかった」ではもったいないので、多くの選択肢を知ることで自分の可能性を広げていけるよう、リクルート社に丁寧に説明していただきました。

学生からは「得意なこと・やりたいことだけで企業を探すのではなく、企業をきちんと調べ、自分に合っている企業を見つけたい」「知らないことを減らしていくことでやりたいことへの幅も広がるとガイダンスで学んだので、もっと視野を広げてみようと思った」などの声があり、企業選びを柔軟に捉え、積極的な情報収集に取り組もうとする姿勢が感じられました。

第4回 インターンシップも選考有り!?「エントリーシートの書き方」

長引く新型コロナウイルスの影響により、今年度はオンラインなど多様な方法でインターンシップを行う企業が増える見込みです。定員を設けて事前に選考をするケースも多く見受けられるので、選考材料となるエントリーシートの評価基準や、文章で自分のことを相手に分かりやすく伝える方法について、ヒュームコンサルティングの林先生に解説していただきました。

学生からは「基本的な国語力と企業が求める人物像との合致度がエントリーシートの評価基準になると学んだので、学んだことを意識して自分の言いたいことが相手に伝わるエントリーシートを書きたい」「正しい言葉遣いや丁寧な文章を心がけることで社会性や人間力を示すことができると感じた」などの声があり、普段から適切な日本語を使うことの重要さを意識する機会となったようです。