9~10月の「キャリアアップセミナー」[キャリア支援課]

第1回キャリアアップセミナー

 
講師:NPO法人ライフキャリア・ラボラトリ代表/浦和ハローワーク キャリアコンサルタント 小野和子氏

小野さんには毎年新卒の学生が社会に出て初めて就く仕事、つまり「初職」の大切さについてお話をしていただいています。
想像していた仕事と実際の仕事内容が食い違っていた例などをあげ、ミスマッチングの無い就職活動に最も大切なことは自己理解だということを教えてくださいました。

【学生の声】
「就職に対して『こうしなければいけない』『こうあるべきだ』と自分の中で勝手なルールを決めていたのでその縛りが無くなったような感覚で、将来にたいして希望や明るい気持ちになり今からでも様々なことに挑戦しようという気持ちになりました。」(日本文学科2年)
 

第2回キャリアアップセミナー

 
講師:ヴォイス&トーク 声と話し方コンサルタント フリーキャスター 赤間裕子氏

赤間さんは、ご自身の「アナウンサーになりたい」という夢を叶えるために、充実した学生生活を送ったこと、一生懸命に努力をなさったことなどをお話ししてくださいました。
夢を持つことの大切さ、目標に向かって努力をする大切さを赤間先生ご自身の体験をもって示してくださいました。
またご職業柄、印象の良い話し方や表情についても解説してくださいました。就職活動やアルバイトにも即実践できそうなアドバイスでした。

【学生の声】
「話すことに対して苦手意識を覚えていることから今回の講座を受講しましたが、早速先生が仰られていたトレーニングをしようと思います。いつも過去の出来事に囚われていたところがありましたが『他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる』という言葉にハッとさせられました。今まで自分の可能性を狭めることを行っていた、意味のない行動をしていたことに気づかされたため『将来私はどうなりたいか』を考えて実際に行動に移していこうと思います。」(心理行動科学科2年)
 

第3回キャリアアップセミナー

 
講師:株式会社JTB 人事部人事チーム 佐藤香織氏

佐藤さんは、JTBという企業が、旅行だけではなく、地方創生事業などにも取り組んでいることや、女性が働き易くなるために様々な環境改善を図っていることなどを説明してくださいました。4人の女性社員の方のロールモデルを示し、実際に人事部に相談のあった悩みや仕事に対する思いなどを紹介して下さったことで、学生達も働く女性の具体的なイメージが付いたようです。

【学生の声】
「働きながら子育てを行う女性が多くなっている理由も、社会の働きかけや環境を整えようと動いている事がしっかり繋がっているようで驚きました。『ダイバーシティ』という言葉を初めて聞きました。多様な人が働ける環境が増えることは素晴らしいと思いますし、とても魅力的に感じました。また、ロールモデルがとてもためになりました。どのような働き方を行っているのかを見れて、自分も参考にして将来を考えようと思いました。」(人間文化学科1年)
 

第4回キャリアアップセミナー

 
講師:宮城県環境生活部 共同参画社会推進課 男女共同参画推進専門監 堀内 瑞氏

堀内さんは、小学校の校長先生をご経験された後、現在は男女が平等に活躍できる社会を実現するための宮城県のお仕事をなさっています。
堀内さんの取り組んでいるお仕事の内容を聞いて、女性として学生達がどう社会で活躍していくか、考える良いきっかけとなったようです。

【学生の声】
「働く場の男女の平等について改めて考えさせられました。女性が活躍しているマークがあることは知らなかったので、今後就活をしていくうえでの一つの目安にもなると感じました。現在は教職員を志望しようかと考えているのですが、学校現場で働く方の男女平等の実感が他に比べて高かったので、そこもよい点であると思いました。教職員になったらずっと教職員として働くというわけではなく、堀内さんのように県や行政の仕事も経験することができるなど、キャリアは多岐にわたることを学びました。」(英文学科3年)