キャリア支援企画(2)「国家公務員心理職のお仕事」を開催しました

 7月13日(月)5校時の時間帯に、心理行動科学科主催全学生を対象としたキャリア支援講演会「国家公務員心理職のお仕事」」を開催し、90人の学生が参加しました。

 このキャリア支援講演会は、実社会で活躍なさっている方々をゲストスピーカーとして招聘することで、卒業後の進路を見定め、一層充実した学生生活を送るために企画されております。

 今回は、「今まで聞いたことのない心理職の方からの話を聞きたい」「少年鑑別所で活躍する法務技官の仕事について関心がある」という学生からの要望に基づき、仙台少年鑑別所から2人のゲストをお招きして、「お仕事ガイド 法務技官(心理)―非行の理解と支援の在り方―」と題した講演会を開催しました。

 ゲストは、以下のお二人です。

  •   仙台少年鑑別所 所長 佐藤 健司 氏
  •   同上         渡邉 聡司 氏

 お二人からは、少年鑑別所の心理職としてのやりがいについて御講演をいただきました。そして、たくさんの学生からの質問に対して、丁寧にお答えいただきました。

 ここで、参加した学生の感想をいくつかご紹介します。

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  • 「少年鑑別所と聞くと怖い、堅いイメージでした。しかし、お二人の先生が明るくてイメージが変わりました。お二人の話を聞いて、難しい仕事だと思いましたが、温かくて愛があり、とてもやりがいがあって、少年への支援が手厚くできる仕事であることが理解できました。」
  • 「今回の講義をとおして、「周囲を困らせている人は、自分が困っている人」という言葉が一番印象に残りました。困っていることを言えず、ほんの小さなSOSを出すしかないというところにすごく納得しました。」
  • 「仕事の魅力として、主体的・能動的活動、難しさ、人生の重大転機に立ち合い伴走できることなどの様々な魅力があることを学びました。私は将来の夢は決まっていませんが、今回のセミナーを聞いて、少年鑑別所について興味が湧きました。」
  • 「矯正職員は、最後の教育者」という言葉の重みが、明確に理解できました。さらに、非行に対する「怖い」という偏見も払拭することができました。少年鑑別所のお仕事は、とても難しい反面、やりがいのある仕事だと知ることができました。」
  • 「将来は、心理関係の公務員になりたいと考えていましたが、法務技官という職業があることを初めて知り、とても魅力的で、やりがいのある仕事だと感じることができました。」

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 以上のように、本講演会をとおして、学生一人一人がキャリア形成について考え、将来を展望する機会を得ることができました。加えて、後日、佐藤所長より職業適性に関する質疑に対しても、「少年鑑別所に限らず、総じて対人援助職は、思考の柔軟性(是々非々にばかりこだわらない)と、ままならないことを受け入れる度胸(頑張ったら頑張っただけ成果の出る仕事ではないので、頑張るモチベーションを達成欲求にした場合、叶わないことも多いということを受け入れる、ということです。)が必要かと思っております。」と御回答をいただくなど学生の視点に立った支援をいただきました。改めまして、御講演いただいたお二人そして御協力いただいた仙台少年鑑別所の皆様に感謝申し上げます。なお、本キャリア支援講演会においては、引き続き学生の声に耳を傾け、学生の関心のあるテーマを学生と共に検討し、実現していきたいと思います。(浅野晴哉記)

 

佐藤所長講演状況

渡邉氏講演状況