キャリア支援企画(1)「卒業後の人生と心理学」を開催しました

キャリア支援企画(1) 「卒業後の人生と心理学」を開催しました

4月17日(木)4校時の時間帯に、心理行動科学科の2年生を対象とした、キャリアデザインセミナー「卒業後の人生と心理学~心理学を卒業後の人生に活かす~」が学科主催で開催されました。
心理行動科学科の学生たちは、心理学の専門的知識やスキルを4年間かけて身につけ卒業していきます。本セミナーでは、学科のカリキュラムがどのような狙いに基づいて構成されているのか、そしてその学びの中でどのような知識やスキルを獲得できるのかについて、20年以上公務員の心理職経験を有する学科教員によって具体的に解説されました。
さらには、学科での学びが将来的に繋がっていく進路や活かされ方、卒業後の進路決定のために行っている学科独自のキャリアサポート(Pナビ!)と卒業生の具体的な進路先、進路選択に役立つ参考図書の紹介を交えた説明がなされました。
2025.4.18キャリアデザイン

ここで、参加した学生の感想をいくつかご紹介します。
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「改めて、心理学を学んだ先にはたくさん進む道があることを知りました。そして卒業後に所属を得るためには、まだまだ能力が足りないと感じました。そのため、この4年間で一層能力を高め、そして資格をできるだけ多く取得し、心理学をいかせる職につくよう頑張ります。」
「私は公認心理師や臨床心理士の資格取得を考えていなかったです。しかし、産業・医療領域においては、同資格が求められることが多いことを知り、将来の職業選択のために、今後の大学生活において同資格の取得を視野にいれながら勉学に励んでいきます。」
「一年間心理学を学んで、将来どのようにいかすことができるかすごく不安になっていました。この授業で、将来公務員から心理職そして企業の事務職員など自分が調べていた職種よりたくさんの職種に就職することが知ることができ、すごくためになる時間でした。また、Pナビやキャリア支援センターの存在を知ることができ、進路で迷ったときに積極的に相談しようと思いました。」
「宮城学院女子大学独自のキャリア支援を知ることができて、進路への不安がなくなりました。特に、学科独自のPナビは、外部の専門家の方からのセミナー、個別相談など幅の広く丁寧なサポートを受けられるため、積極的に参加していきたいです。」
「卒業後の進路について想像ができなく困っていました。しかし、大学や学科でたくさんサポートしてくれること、心理職以外にも心理学をいかせる仕事がたくさんあることを知れて、将来の選択肢の幅が広がりました。さらに、「将来について考えることができない時こそ相談」という言葉を聞いてすごく安心し、将来について前向きになれました。」
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以上のように、本セミナーは、入学から約1年の間に心理行動科学科で心理学を学んだ2年生が、これまでの間に学んできたこと、現在進行形で学んでいること、そして今後学んでいくことの意義を再確認し、本学科を卒業した後の将来に向けて本格的に考えることをスタートさせる機会になりました。さらに、大学及び本学科が一人一人の学生の将来への不安に対し、積極的にサポートする体制があることを改めて理解する機会にもなりました。これを機に、皆さんが学科における学びを中心に今後の学生生活を充実させ、自分自身が納得のいく進路選択に繋げていただくことを願ってやみません。(浅野晴哉記)