キャリア支援企画(1)「卒業後の人生と心理学」を開催しました

4月18日(木)4校時の時間帯に、心理行動科学科の2年生を対象とした、キャリアデザインセミナー「卒業後の人生と心理学~心理学を卒業後の人生に活かす~」が学科主催で開催されました。

心理行動科学科の学生たちは、心理学の専門的知識やスキルを4年間かけて身につけ卒業していきます。本セミナーでは、学科のカリキュラムがどのような狙いに基づいて構成されているのか、そしてその学びの中でどのような知識やスキルを獲得できるのかについて、20年以上公務員の心理職経験を有する学科教員によって具体的に解説されました。

さらには、学科での学びが将来的に繋がっていく進路や活かされ方、卒業後の進路決定のために行っている学科独自のキャリアサポート(Pナビ!)と卒業生の具体的な進路先、進路選択に役立つ参考図書の紹介を交えた説明がなされました。

ここで、参加した学生の感想をいくつかご紹介します。

------
「公務員でも心理職として活躍できる場が多くあることを学べました。特に医療、福祉や教育だけでなく、警察、裁判所等司法関係でも心理職が携わっていることが知ることができたため、一層心理職を目指す気持ちが強くなりました。」

「心理学は汎用性が高く、どの仕事でもいかせることが分かりました。そして、大学で学んだ知識を社会でいかすために、大学そしてPナビという心理行動科学科独自の支援もたくさんあることが分かったので、自分の将来のために積極的に活用していきたいと思いました。」

「自分が思っている以上に心理学は多様な仕事に応用できることを知り、安心しました。そして、ここ宮城学院女子大学の心理行動科学科は専門分野だけではなく他のスキルも身に付けることができることに加え、キャリア支援も手厚くて、ここに入学して良かったと改めて思いました。」

「私は大学生になって最初に抱いた印象は「大人は助けてくれない」という思いでした。しかし、今日の話を聞いて不安感が軽減しました。理由は、先生方やキャリア支援センターの方々からのサポートがあることを知れたためです。今後は全力で活用して大学生活を送りたいと強く思いました。」

------

以上のように、本セミナーは、入学から約1年の間に心理行動科学科で心理学を学んだ2年生が、これまでの間に学んできたこと、現在進行形で学んでいること、そして今後学んでいくことの意義を再確認し、本学科を卒業した後の将来に向けて本格的に考えることをスタートさせる機会になりました。さらに、大学及び本学科が一人一人の学生の将来への不安に対し、積極的にサポートする体制があることを改めて理解する機会にもなりました。これを機に、皆さんが学科における学びを中心に今後の学生生活を充実させ、自分自身が納得のいく進路選択に繋げていただくことを願ってやみません。

(浅野晴哉記)

DSC04909