本学科・大橋智樹教授の意見が北海道新聞に掲載されました

2024年4月23日の北海道新聞に本学科大橋智樹教授の意見が掲載されました(記事はこちら)。
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この記事は、2022年に起こった知床遊覧船の沈没事故について「観光と安全 両立へ一歩ずつ」という見出しで組まれた特集です。この2年の間の事故をめぐる動きをまとめた上で、同種の事故を二度と起こさせないための再発防止策の現状を総括した内容になっていました。

事故自体と事故後の動きについて3人の専門家が意見を求められており、本学科の大橋教授はその一人として取材を受けました。安全対策は大切だが、観光資源としての遊覧を維持することも考えた上でどこまで対策を講じるかを検討すべきだという趣旨の意見を述べています。安全を突き詰めた結果、遊覧自体がなくなってしまうのでは意味がないという主張です。大橋教授は、どのような活動にもそれぞれにリスクがあるため、リスクの提示と合意が鍵になると述べています。

本学科のモットーは「心理学は、机の上だけでは学べない」です。大橋教授の活動は教員自らその実践をしているものと言えます。教員だけでなく学生さんたちの活動も多数のメディアに取り上げられていますので、本学科の活動が広く社会からも関心を集めていることの表れかもしれません。

図1