キャリア支援企画(12)「内定者体験談・インターンシップ体験談」を開催しました

3月6日(月)にオンラインにて「内定者体験談・インターンシップ体験談」を開催しました。インターンシップ体験談については、本学科初の企画となります。

前半の内定者体験談では、4年生の内定獲得者5名をゲストにお迎えして、それぞれの就職活動のリアルな声を届けてもらいました。具体的には、「3年生の今頃の時期にやっておくといいこと」、「Pナビ!の参加について」、「やっておいてよかったこと、逆にやっておけばよかったこと」、「自己分析について」、「心理学で学んだことをどう説明するか」、「面接について」、「会社説明会で聞いておいてよかったこと」等、業種も職種も異なる先輩方から貴重な体験を伺いました。その後、ブレイクアウトルーム機能を活用して、小グループで4年生と参加者が交流する時間を設けました。質問・疑問は尽きることなく閉会となりました。

後半のインターンシップ体験談では、3名のインターンシップを体験した3年生にお話を伺いました。登壇者にはインターンシップの「参加形式・時期」、「参加のきっかけ」、「どんな基準で企業を選んだか」、「参加しての気づきや今後の活用法」などについてインタビュー形式で伺ったのち、小グループに分かれて参加者の疑問・質問に答えていただきました。これからインターンシップに参加する下級生にとって、充実した時間となったようです。また、登壇した3名にとっても、改めて振り返ることで新たな気づきがあったり、自身の成功・失敗体験が誰かの背中を押すことにつながることを身をもって体験し、これからの就職活動のモチベーションになっているようでした。

内定者・インターンシップ

それぞれの参加者の感想の一部を以下に記します。

【内定者体験談】

・「まだ2年生だし、本格的に就職活動が始まるのは来年だから、懇談会の参加はまだしなくてもいいかな」と申し込む前に少し悩んでいたが、2年生から参加して本当に良かった。

・就活といっても具体的に何をいつからどのようにすべきなのか、全体像の把握が出来ていない不安のある状態だったので、就職活動を経て内定を頂いた同じ学科の先輩方にお話を聞く貴重な機会を頂けてとても有難かった。

・上手くいかなかった部分や苦労した経験も含めた話をしてくださったため、対策しておくべきことを改めて考えるきっかけとなった。

・全く面識のない先輩方であったのにもかかわらず、様々な質問に対して親身になって答えてくださり、とてもありがたく、今後の就職活動の手助けとなるようなことをたくさん教えていただくことができたため、とても学びの多い時間になった。

・コロナ禍などにより実際に内定者の方と関わることが少なく、直近で就活していた方と話せたよい機会だった。私の志望している業界の方ではないからこそ、新しい視点を得られ、さまざまな説明会に参加したいという思いがでてきた。

・質問してもいいのか分からない小さい疑問や悩みも聞きやすく、また先輩の実際の体験談などを直接聞くことができたのでとても充実していた。

・キャリア支援課の方の話を聞く機会はあっても、つい最近まで就職活動をしていた方からの生の声や情報はなかったため、今後の就職活動に役立つ情報をいただけたと感じた。

【インターンシップ体験談】

・自分自身が3年生の夏をどう過ごすべきなのかなど学ぶことが多くあった。まずは1Dayのインターンシップから、勇気を出して参加してみようと思った。

・就職活動の為の具体的な行動選択が明確になった。大事なのは視野を広く持ち様々な職種の業務を体験してみることなのだなと思った。

・同じ学科の先輩方が参加されたインターンシップの具体的な企業名を知ることができて、自分の将来をより想像しやすくなった。

・インターンシップの前はとても不安だった」とおっしゃっていた先輩方が、これからの選考に向けてとても自信を持っているように感じたので、私も頑張ろうと思った。

 

今回登壇者となった方々が堂々と発表する姿に成長を感じ、大変頼もしく思いました。上級生の様々な体験が、下級生のこれからの活力となるこの活動は今後も続けていきます。今回参加した下級生が、上級生になった時に登壇者の立場となって受け継いでくれることを願ってやみません。

(千葉 陽子記)