キャリア支援企画(8)「就活ヘアメイクセミナー」を開催しました

11月30日(水)のPナビ!にて、毎年恒例の3年生向け「就活ヘアメイクセミナー」を実施しました。講師は、合同会社Kinoko.代表の嶋田葵氏と、フリーランスメイクアドバイザーの千葉仁美氏です。
嶋田氏は、トータル15年の企業人事経験から、様々な業界の「リアルな採用現場」について、豊富な知識をお持ちです。千葉氏は外資系の美容部員などのご経験が豊富にあり、現在はブライダル関係でご活躍です。
冒頭で、嶋田氏よりメラビアンの法則についてご説明いただいた後、2つの同一人物の写真を提示いただきました。同じ中身の人間でも、外見が違うだけで相手に与える印象が違うことをお示しいただきました。
その後、千葉氏に自身の似合うパーソナルカラーについてご説明いただきました。カラーチャートと鏡を用いながら学生は自身のパーソナルカラーについて講師のお二人や近くの友人の意見ももらいながら判定していました。
さらに、メイクのデモンストレーションを行っていただきました。モデルは参加者の学生です。ベースメイク、アイブロウ(眉毛)、アイシャドウ、アイライン、マスカラ、チーク、リップ、髪の結び方の基本的な仕方について実演いただきました。時節柄、オンラインでの面接時のアドバイスもいただきました。そのどれもが学生が想定していたよりも“薄づき(ナチュラル)”だったようで、大切なのは“やりすぎないこと”を学びました。
また、流行のメイクを追求するのではなく、就活生のフレッシュさが際立つメイクが重要ということをお伝えいただき、学生にとっては新しい発見だったようです。

スライド1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、嶋田氏・千葉氏より1日複数の選考を受ける場合の化粧直しや、東京での選考の注意点(満員電車でメイクが崩れることを考慮して時間に余裕を持って会場に向かう)などの大切な観点について補足で説明いただきました。

セミナー終了後、女子大生のメイクの悩みは尽きないようでしたが、最後まで一人ひとりに丁寧にご対応くださいました。

以下に、学生の感想の一部を紹介します。

・「中身を見てほしいのになぜ外見?」という疑問を持っていたが、外見はその人の印象を変えるということをスライドを見比べて感じた。相手に良い印象を与えることのできるメイクができるといいなと思う。

・やはり重要なのは中身でもあるが、最初におっしゃっていたように視覚での印象は大事なので大切にしていきたい。

・メイクが好きだが、普段しているメイクと就活の際のメイクは異なるものだということを具体的に知ることができた。

・今までのメイクは、カバーするために厚く重ねていたが、就職活動においては、フレッシュさをアピールするためにナチュラルな感じを出し、つけすぎないことが重要であることを知ることができてよかった。

・デモンストレーションのファンデーションの付け方を見て、どれだけ自分が普段ベタベタつけていたのかを知ることができた。どこから塗るかなども気にしたことがなかったため、気づきを得ることができた。

・普段難しいと感じていた眉毛の描き方について、詳しく実演を見れたのでよかった。

・髪を結ぶゴムの色やメイク道具のお手入れなどについても教えていただけたので、メイクに対する不安が少し軽減できた。

学生の皆さんには、今回のセミナーを就職活動に活かしていただきたいと思います。

嶋田さん、千葉さん、長い時間学生に寄り添っていただきありがとうございました。

(千葉陽子記)