設立60周年記念発表会を開催しました

音楽教室では、去る8月11日(日・祝)に日立システムズホール仙台コンサートホールにて設立60周年記念発表会を開催しました。例年年2回に分けて行っている発表会を、記念の年の今年は、外部の会場で一日を通して行いました。

午前には、プレ・ステージとして【ソロの部】の演奏でした。教室には幼児から小中高生そして大人まで在室していますが、様々な専攻楽器(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・作曲)による演奏は日頃の練習の成果を発揮した真剣なものでした。皆、響きの良い素晴らしい会場で気持ちよく演奏できたことと思います。

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午後は、アンサンブルステージとして、教室が日頃取り組んでいる様々なアンサンブルのスタイルで教師も生徒も記念の会を盛り上げました。

まずは、合唱のステージです。1曲目は、生徒達がソルフェージュ授業の中で数年来取り組んできた作詞作曲作品の合唱曲(小山和彦教授編曲)の中から、2015年の発表会で歌った「こうえんに行こう」です。この曲には、まだ通室まもない3~4才児も一生懸命歌いました。そして2曲目は、今回60周年の記念になかにしあかね特命教授に委嘱した「大空に絵を描(か)こう」を船橋洋介先生の指揮により披露しました。この曲は、子供達に詩を依頼し、集まった24編の詩から先生が言葉を紡いで一つの詩を作り上げそして作曲して下さいました。子供達は本当に生き生きと楽しそうに歌っていました。

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次はピアノアンサンブルのステージです。ソルフェージュ教員4名による2台8手連弾は、設立50周年記念委嘱作品の末吉保雄作曲「お祝いの日に」でした。長きにわたり音楽科や音楽教室に研究会などでご指導下さり、昨年他界された末吉先生への感謝と追悼の演奏となりました。

 

064休憩を挟んで、後半は弦楽アンサンブルのステージです。

まずは、L.モーツァルト作曲「おもちゃのシンフォニー」です。この曲は、これまでも小学生のソルフェージュ学習の中で数年おきに何度か取り上げているおなじみの曲です。かっこう笛・水笛・うずら笛そしてカタカタという珍しいおもちゃ楽器に、トライアングルや鍵盤ハーモニカも加わって楽しい演奏となりました。

 

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そして次は、アドヴァンストコースのピアノ専攻生3名と、弦楽アンサンブルコース生が、船橋洋介特任教授の指揮のもと、ピアノコンチェルト3曲を共演しました。教室では、弦楽アンサンブルコース開講当初から、”ピアノ専攻生のためにもアンサンブルの機会を”と、小山和彦教授が度々、作編曲下さっています。その中から、ブルグミュラー作曲の有名な練習曲2曲「Consolation」・「貴婦人の乗馬」、そして、今回のために作って頂いた新曲「海原かがやく」が演奏されました。普段ご指導頂いている先生方の音も間近に聴きながら、生徒達はみな、ピアニストと共に、とても素晴らしい響きを聴かせてくれました。

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この日、60周年記念のステージの最後を豪華に飾って下さったのは、及川浩治特任教授の演奏でした。アンコールも含めて全4曲、圧巻のステージに、お客様はもちろん、演奏を終えた教室生達の拍手が鳴り止みませんでした。

 

 

お暑い中足を運んで下さった皆さま、この日を迎えるまでにサポート下さった教室生のご家族の皆さま、そして様々な形でご協力ご支援下さった皆さま、本当にありがとうございました。