テーマは「いま、改めて考える助成と子供の権利」で、講師は、国連子供の権利条約、子供支援学を専門とされる早稲田大学文学学術院助教の安部芳絵先生です。学生を中心に200名を超える聴講者が集まりました。
講演は、まず、アウエアネス・リボンを作ることから始まりました。色ごとに、人権に関わるさまざまな問題への関心を示すものです。
選んだ色でリボンをつくることで、難しそうな「人権」というテーマに近づいていきます。
社会に出てひとりの女性として生きていくときに、あちこちで向かうことになる壁。
その壁を越えるときに、「権利」への意識が大きな力になることもある、それには、自分たちがさまざまな「権利」をもっていることを自覚することが大切、そして、困ったときに誰かに相談する「相談力」が、道をひらく力になる - 作業もまじえた具体的で、わかりやすいお話で、堅いイメージの「権利」についての理解が深まりました。