【重要】本学キャンパスにおける新入学生ガイダンスの中止について

2020年4月15日

新入学生の皆さんへ

本学キャンパスにおける新入学生ガイダンスの中止について(お知らせ)

宮城学院女子大学学長 末光眞希

私たちがコロナ禍に見舞われて以来、本学は社会の安全を第一に考えながら、その中で学生の皆さんの教育を受ける権利を最大限満足できることは何かと常に模索を続けてきました。この考えに立ち、4月27日~5月1日の授業ガイダンスを、新入学生の皆さんだけを桜ヶ丘のキャンパスにお迎えして分散実施することを4月10日にお知らせしました。

しかし昨今、宮城県における感染者数は急激に増加し、また、仙台市立の学校における始業式・入学式も延期が発表されるなど、状況は大きく変化しています。ここ数日の感染状況を分析すると、ガイダンス実施予定の4月下旬にはさらなる感染拡大が考えられ、この間に宮城県は「県内感染早期」から「県内感染期」に移行すると危惧されます。昨日、本学が公表した「活動制限指針」に照らしても、対面授業をすべて取りやめる「レベル2」に移行する可能性が高いと判断せざるを得ません。こうした状況を踏まえ、たいへん残念なことですが、本学キャンパスに皆さんをお迎えしての新入学生ガイダンスはこれを中止し、在学生同様、遠隔方式でガイダンスを実施することにしました。

本学は、少なくとも5月7日から開始する前期授業について、原則としてすべての授業を遠隔授業とすることをすでに決めていますので、新入学生の皆さんには、このまま一度もクラスメートや教師の顔を見ることなく履修手続きを行い、授業を受けていただくことになります。たくさんの不安を抱えておられる皆さんの気持ちに少しでもお応えできるよう、ただ今私たちは、ガイダンスで直接にお伝えしたかった内容を動画配信やリアルタイムWEB会議システムの活用など、さまざまな手段でお伝えできるよう検討・準備中です。

皆さんが良い学びのスタートが切れるよう、本学は教職員一丸となって準備を進めています。授業を始めるためにはこれからも様々なお知らせをする必要があります。詳細が決まり次第、本学ホームページやメール等で順次ご案内しますので、新入学生の皆さんは、これからお知らせする内容に従って学びの準備を進めてください。

皆さんと皆さんの大切な方々が護られますよう、心よりお祈りいたしております。