6月11日、日本生活科・総合的学習教育学会主催の第25回全国大会(宮城大会)が本学院内で実施されました(初日)

6月11日と12日、日本生活科・総合的学習教育学会が主催する、第25回全国大会(宮城大会)が本学院内(高校・幼稚園等)等で実施されます。今大会のテーマは「震災体験を乗り越え、次代を切り拓く子ども ~地域の一員として主体的にかかわり共に生きる力を育む生活科・総合的な学習の時間の創造~」です。

初日(6月11日)は、「認定こども園宮城学院女子大学附属幼稚園」にて公開保育や授業研究会を行いました(授業研究会には白梅学園大学の無藤隆氏を助言者としてご参加いただきました)公開保育では、本学幼稚園の裏側にある山道を園児と歩き、大自然の中での様々な気付き・発見の共有等を公開しました。

また、「宮城学院高等学校」でも、グローバルスタディーズ3「世界の諸問題の共有」と題した公開授業や、金沢大学大学院の松田淑子氏に助言者としてご参加いただいた「授業研究会」を実施しました。

上記学会および全国大会の概要は以下です。

 

<日本生活科・総合的学習教育学会とは>
小学校の1・2年生に置かれた「生活科」と小学校3年生以降、小学校・中学校・高等学校に置かれた「総合的な学習の時間」に関する教育活動に関心をもつ人々が集う、全国規模の専門学会です。1992年に設立された日本生活科教育学会を母体とし、会員の約7割を現職教員が占めます。

<本学会主催の全国大会とは>
授業実践や研究内容の最新情報の収集や全国の会員の情報共有の場として、1992年の埼玉大会からスタート(全国持ち回りで、毎年6月開催)し、2016年の宮城大会で25回目となります。開催地の優れた教育実践を公開し、時宣にかなったトピックスで「課題研究」を実施する他、会員の自由な実践、研究を共有する「自由研究発表」や、最新情報の「講演」「シンポジウム」を実施します。