ソプラノ歌手 佐藤 香先生による公開レッスンを開催しました

7月9日(火)、音楽科卒業生で、ソプラノ歌手の佐藤 香先生による公開レッスンを行いました。
佐藤先生は、本学を卒業後、ニューヨークのマネス音楽院に留学し、現在はニューヨーク州立パーチェス音楽院で後進の指導にあたっています。今回、7年ぶりに音楽科でレッスンをしてくださいました。
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声楽コース生が、W.A.モーツァルトの歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」で歌われるアリアを受講しました。呼吸する時の注意点、装飾音の入れ方、休符の取り方、目線の大切さなど、技術的なポイントを指摘してくださいました。
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このアリアは、劇中で、ドラベッラとフィオルディリ―ジという姉妹の女中デスピーナによって歌われます。デスピーナは、何歳くらいで、どんな性格か、キャラクターをイメージしながら、その役にあわせた表現の方法、演じるときの工夫の仕方などを具体的にアドヴァイスしてくださいました。

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佐藤先生のエネルギッシュでユーモアあふれるレッスンに、会場からはたびたび笑い声もおこり、和やかな雰囲気のなか、50分のレッスンがあっという間に終了しました。
佐藤先生、ありがとうございました。