8月5日(土)~6日(日)の2日間、音楽科教授陣による「夏期講習会」を開催しました。
この講習会は、音楽大学への進学を考えている高校生、音楽を専門に学んでみたい、大学でのレッスンや講義を体験してみたい、という中高生を対象として、例年夏に開催されています。
「楽典」「視唱」「聴音」の授業は、船橋 洋介 先生(教授)、越懸澤 麻衣 先生(准教授)、木島 由美子 先生(非常勤講師)、仁科 彩 先生(非常勤講師)が担当しました。
受講生は「導入」「基礎」「上級」の3クラスに分かれ、それぞれ自分のレヴェルにあわせた授業を受講しました。
「実技レッスン」では、各専攻ごとに、音楽科教員から直接実技指導を受けました。
「特別コース」(ピアノ、ヴァイオリン)の受講生は、及川 浩治 先生(教授)と、神谷 未穂 先生(特命教授)のレッスンを受講しました。
お昼休みの時間帯には、「音楽科教員によるミニコンサート」が行われました。コンサートは、受講生のほか、付添の保護者の方にもお聴きいただきました。
1日目は、小野 なおみ 先生(非常勤講師)によるオルガン演奏をお聴きいただきました。音楽の教科書に載っているJ.S.バッハの「小フーガ ト短調」などを演奏していただきました。受講生のなかには、生のオルガンの音色を初めて聴いた、という高校生もいて、オルガンの魅力のひとつである様々な音色をお楽しみいただくことができました。
2日目は、西沢 澄博 先生(非常勤講師)と、小平 圭亮 先生(非常勤講師)によるオーボエとピアノのアンサンブル。演奏の合間には、楽しいトークも挟み、大学での授業の様子や少人数ならではの宮城学院の学びの特色をご紹介くださいました。小平先生との絶妙な掛け合いも素晴らしく、オーボエの柔らかな音色がホール全体を包みこむような素晴らしい演奏でした。
厳しい暑さが続き、ハードな2日間でしたが、受講生からは、「今までわからなかったところが理解できるようになりました」「先生に、夏が勝負だよ!と言われたので、頑張ります」「先生のご指導がとてもわかりやすく、課題が見えてきてよかったです」「最初は緊張していましたが、先生のレッスンが優しくて、とても丁寧だったので、楽しかったです」などの感想が聞かれました。
参加してくださった中高生の皆さん、ありがとうございました。