特別教育計画「マッティ・レカッリオ先生による公開レッスン&講座」を開催します

2019年度 音楽科第1回特別教育計画

第7回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門 審査副委員長

マッティ・レカッリオ先生による公開レッスン&講座

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マッティ・レカッリオ先生をお招きし、公開レッスンを行います。また、講座では質疑応答形式でお話いただきます。

【日時】 2019年6月5日(水) 18時~19時30分

【会場】 音楽館 ハンセン記念ホール

マッティ・レカッリオMatti Raekallio先生(ピアノ) プロフィール

1954年、フィンランドのヘルシンキ生まれ。母国でピアノを学び始める。英国のロンドンでマリア・クルツィオ=ディアモンドに、オーストリアのウィーン国立音楽大学でディーター・ウェーバーに師事し、ロシアのレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)音楽院で学ぶ。

1981年、カーネギーホールでアメリカデビュー。コンサートにおいて、ベートーヴェン、スクリャービン、プロコフィエフのピアノソナタのチクルスを成し遂げ、62曲のピアノ協奏曲を演奏した。CD録音は20枚ほど行っており、中でもプロコフィエフのピアノソナタ全集は高く評価されている。

ヘルシンキのシベリウス音楽院で30年間指導し、ストックホルム音楽大学や西ミシガン大学でも教授を務めた。2005年にはハノーファー音楽演劇大学、2007年にはジュリアード音楽院の教授に就任。現在もジュリアード音楽院で指導しながら、バード大学音楽院、オベリン音楽院でも非常勤教授を務める。

シベリウス音楽院での博士課程(音楽学)では、ピアノ運指の歴史研究に焦点を当てていた。その後、国際研究チームの一員となり、認知心理学の観点からピアニストの指使いの選択についての研究を行う。デンマークのレオニー・ソニング財団奨学金を1980年に授与され、フィンランド政府の5年間のアーティスト奨学金を3度授与されている。

1998年から2000年のフィンランド文化研究協議会メンバー。2009年にはエストニア音楽アカデミーの名誉博士に任命された。

14_Matti Raekallio【公開レッスン】    

受講生

庄子 三未(音楽科3年)

受講曲

F.リスト 作曲 巡礼の年 第2年「イタリア」より ペトラルカのソネット 第104番(予定)

※通訳 西村 美恵

(音楽科〈文化系〉卒業。アメリカ・カンザス大学にて修士、並びに博士課程修了)

入場無料

主催 宮城学院女子大学学芸学部音楽科

協力 仙台国際音楽コンクール事務局

お問い合わせ TEL/FAX 022(277)6130 (学芸学部音楽科)