新型コロナ感染により、2020年以降、音楽催事も大きな影響を受けてきました。
そのようななかでも、感染の波をぬって、音楽リエゾンセンターには、演奏者紹介の依頼が届いていました。先が見えないコロナ禍で息がつまりそうな日々、みなさまが音楽をどれほど求めていらっしゃるか、強く感じました。
2021年度分の活動報告です。
2021年6月9日(水)、仙台市木町通市民センターの老壮大学開校式で、簗田ちゆりさん(クラリネット)と榎本未来さん(ピアノ)が、演奏を披露しました。式後のアンケートには、「久しぶりの生演奏に涙が出ました」「生演奏の音はさわやかな風となって会場を包みました」「名曲ぞろいの選曲で、私たちのために特別選んでくださったようにハマリました」など、うれしいメッセージが並びました。
2021年6月11日(金)および6月18日(金)、仙台市中山市民センターの「中山銀鈴倶楽部 開講式&オープニングコンサート」で、上野彰子さん(ピアノ)が演奏を披露しました。いずれの回も「受講生のみなさんは、迫力ある演奏にひきこまれ、清々しい気持ちで帰られました」と主催者様からご連絡をいただきました。
2021年10月12日、仙台ロータリークラブの例会「卓話」にお招きいただき、大内センター長のセンター紹介に続き、宮崎ゆかりさん(ピアノ)と簗田ちゆりさん(クラリネット)が演奏を披露しました。フォーレの「シチリアーノ」(クラリネット)で、エルガーの「愛の挨拶」(ピアノ)などを演奏し、「硬い講話が多い『卓話』が今日は様変わりしました!」と大好評をいただきました。
2021年10月22日、大築萌さん(ヴィオラ)と櫻田朗歩さん(フルート)のアンサンブルに加えて、川村智英子さん(ピアノ)が、仙台市南光台市民センター主催「南光台学院」で演奏を披露しました。前半はクラシック中心、後半はポップスや歌謡曲をいれたプログラムをお楽しみいただきました。
2021年11月13日(土)、中澤香織さん(ソプラノ)、佐々木舞さん(フルート)、宮崎ゆかりさん(ピアノ)が、仙台ひと・まち交流財団若林区文化センター・若林区中央市民センター主催の「第26回若林区童謡フェスティバル」で演奏を披露しました。「童謡を通じた市民の皆様の交流と地域の音楽文化創造」を目的に回を重ねてこられた催事。演奏員3名、ソロやアンサンブルを工夫しながら、童謡の名曲を心をこめて演奏させていただきました。
2021年12月12日(土)、子どもたちを招いての本学の行事「ウインターカレッジ」で、原田満梨奈さん(ピアノ)、大築萌さん(ヴィオラ)、櫻田朗歩さん(フルート)が演奏を披露しました。親しみやすいクラシックとクリスマスにちなんだ曲でプログラム。小さなお客様たちは、演奏がはじまるとじーっと聴き入り、最後は手拍子で参加してくれました。楽器に関するクイズなども取り入れながら、楽しい時間を過ごしました。
2021年12月25日、仙台市内の地域の催事「虹の丘代理店ろうきん友の会 クリスマスコンサート」(於:加茂市民センター)で、今野愛さん(ソプラノ)、佐々木舞さん(フルート)、仙石桂さん(伴奏ピアノ)が、演奏しました。クリスマスにちなんだ曲を中心にプログラムを組み、ご来場者に曲についての思い出をインタビューしたり、ナレーション的なMCを入れたりの工夫もしながら、お楽しみいただきました。
2022年1月21日、仙台市青葉区中央市民センター「老壮大学」の記念コンサートで、佐藤玲子さん(フルート)と榎本未来さん(ピアノ)が演奏を披露しました。コロナ感染対策として、フルート演奏用のマスクを着けての演奏でしたが、親しみやすいクラシックの曲を中心に、生演奏の響きを楽しんでいただきました。
2022年1月23日、榎本未来さん(ピアノ)、佐藤玲子さん(フルート)、簗田ちゆりさん(クラリネット)が、仙台市将監西コミュニティセンターの「新春アフタヌーンコンサート」で演奏を披露しました。
新春にふさわしく毛筆書きの演題幕や明るい色のお花をご用意くださり、温かい雰囲気のなかで演奏させていただきました。