学びの様子の記事

学友会春季総会が開催されました

2013.05.08

学友会って何?

宮城学院女子大学には「学友会」があります。
「学友会」は大学に在籍する全ての学生と全専任教員で構成され、学生執行部を中心にサークル活動全体の運営を担っています。また、新入生歓迎会や卒業パーティなど、学内行事の企画・運営を行うのも学友会。イメージとしては中学・高校の生徒会が最も近いでしょうか。2013年度の学友会春季総会が開催されたのは、キャンパスの桜も満開になった4月24日。大学講堂には900名を越える出席者が集まり、前年度の活動・会計報告と今年度の活動予定、予算案の承認などが行われました。

今年の大学祭のテーマは「palette」

春季総会で今年の大学祭のテーマが発表されました。例年10月に開催される大学祭、今年のテーマは「palette」(パレット)。一人ひとりが持っている自分の“色”が大学祭という場で出会い、混ざり合い、そして新しい色を創リ出せるように……。そんな思いが込められたテーマです。学友会執行部とは別に大学祭実行委員会も発足し、早くも秋に向かって準備が始まるわけですね。
学友会の春季総会は滞りなく進行し、一時間ほどで無事に閉会。引き続き宮城県警察本部の女性職員による防犯講習会が行われました。「夜道を歩く時」「ひとり暮らしの場合」など、被害を避けるための防犯対策を具体的に説明していただき、学生たちも熱心に耳を傾けていました。

学友会執行委員会は「縁の下の力持ち」

全てのプログラムが終了し、学生たちが講堂から引き上げて行った後も会場に残って後片付けをしていたのは、学友会執行委員のメンバーたち。執行委員長の安藤咲子さん(日本文学科3年)は、心なしかホッとした表情でインタビューに応えてくれました。「1年生の時にサークル紹介の冊子を見て、学友会執行部に入りました。中学・高校では生徒会活動をしたことがなかったので、やってみたいなと思って。学友会は先生や職員の方からの指示は一切なく、学生の自主運営。学生自身の自主性や参加意識を重視した運営を行なっています。全学生をまとめる役割は大変です。その割に『がんばったね』と言われることもあまりないのですが(笑)、でも普通の学生ではできないことがやれる楽しみはあります」

「普通の学生ではできないこと」の一つが、学長先生との交流。4月30日には春季総会を運営した執行部をねぎらい、学長先生が茶話会を開いてくれました! 先生方との距離が近いのも宮城学院らしいところです。
しかし、息つく間もなく5月には新入生歓迎会が待っています。

「新歓は学友会最大の行事です」
安藤委員長の目に、ピッと緊張が走ったのでした。
がんばれ、学友会!

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