生活文化デザイン学科 都市デザインゼミでは、今年3月に竣工した清水建設東北支店の新社屋を見学させていただきました。
東北地方における先端的なオフィスビルのプロトタイプとして「健康」「省エネ」「働き方」「防災」をテーマとした設計コンセプトであることを設計部の方からレクチャーいただき、2班に分かれて各階を隅々までご案内いただきました。
6階 開放的な食堂スペースでレクチュアー頂きました。
防災対策の一階柱頭免震構造がエントランスロビーで見える様になっています。
外観は「仙台らしさ」の表現が大きなテーマだったと伺いました。ダブルスキンファサードには自然換気ができる機構が組まれています。その他様々な環境配慮、省エネルギーに取り組まれLEED認証のプラチナレベルを取得されています。
仕事の生産性を上げるためにチームワークを高めることとして、バリエーション豊富なミーティングスペースが設置されていました。
6階食堂と連続した半屋外のリフレッシュテラスからは広瀬川の花火も見えるそうです。働く人の心身両面の「健康」を考えた設計も随所に施されていました。