生活文化デザイン学科 都市デザインゼミでは、来年3月に竣工予定の仙台市青葉山公園(仮称)公園センターの建設現場を見学させていただきました。公園センターは仙台城のお膝元、大橋の南側の追廻地区に建設中で、交流・体験の情報発信やカフェなどの機能が入る予定です。屋根工事が終わり建物の姿が現れ、内装工事が順次進められていて建物の仕組みがよくわかる時期の現場でした。
設計者であるティーハウス・グラック・文化財保存計画協会設計共同体(AOBA JV)で現場監理をしている岩田さんからは設計概要について、施工者である橋本店・皆成建設共同企業体の現場代理人の高橋さんからは工事の進捗と段取りについてご説明いただきました。
仙台城周辺の御裏林と呼応する「オモテ林」を建物まわりのランドスケープとし雨庭の機能を持たせることや、伊達藩の江戸屋敷に使われていた石が発見され送られてきたそうで、外構に組み込む予定と伺いました。
現場での収まりが難しかった勾配の異なる屋根を合わせた軒先の樋について、デザイン上の工夫を伺いました。
建物の設計コンセプトから構造、設備、仕上げについてまで学生の質問に答えていただいた岩田さん、高橋さん大変ありがとうございました。