海外研修2日目は「持続的な社会」について、環境的側面と社会的側面からアプローチしている事例を伺いました。
前者はCO2排出の40%を占める建築に着目したチャレンジです。ハイブリッド構法によって高層木造建築はもはや夢ではありません。
後者は障害者を雇用したインクルーシブホテル。スイスでは社会保障は充実しているので、障害者は働かなくても生活できますが、人に役に立つ誇りを持って生きていくための職場を保証することで、社会面での持続可能性を目指しているそうです。36室のホテルですが、従業員は60名、一般ホテルの倍以上の従業員でサービスの質を維持しています。