一週間の海外研修が始まりました。今回のテーマは建築、まちづくりの視点から地球環境を考えることです。
まずは仙台空港から成田空港へ。成田空港からスイス航空の直行便でチューリッヒ空港に現地時間の午後に到着しました。さらにバスで約2時間ほどでオーストリアのブレゲンツ市のホテルに着いたのは18時まえ、初日は夜のクリスマスマーケットを少し散策しながら軽い夕食をとり、仙台空港を出発してからやく24時間が経ち、長い1日でした。翌朝から研修が始まり、初日はブレゲンツ森地方の村々を歩きました。
伝統工法のこけら葺き外壁、わら断熱、蓄熱暖炉が用いられ、自然エネルギーを利用した新しいスタイルの民家や暖房を使わなくても暖かい木造パッシブハウスなどを見学して、地域社会の付加価値への創出、自足可能な社会づくりについて考えました。
自治体主導で、地元出身建築家と木造建築の職人と一緒に環境問題に真剣に取り組んだ結果、民間企業まで建築と環境への意識が高められた話がまちづくりの観点において興味深かったです。