教育実習・教員採用試験を経験した4年生の報告会が、2019年度も開催されました。改組前の家政学科・家政科の頃から現在まで、多くの家庭科教員を輩出していますが、ここしばらくは資格取得を目指す学生が減ってきています。それは就活との両立への不安、建築系の授業も選択したいので、両方は頑張ることができない、家庭科教員採用数が多くはないことで先生になることを諦めた、などが理由でしょうか。そのような中、今年度の4年生は採用試験を受ける友達同士で早い時期から勉強をし、教育実習を経験し、他県を含む教員採用試験に挑みました。

報告会では、教育実習中に気を付けたいこと、反省点、行ってみて良かったこと、就活と教採の勉強の両立をどのように図ったか、建築系科目と教職資格関係科目を並行して進めるコツ等、5名が丁寧に報告を進めました。

報告終了後、2年生、3年生との質疑応答、連絡先の交換などを行いました。2年生、3年生は貴重な情報を入手できたようで、実際に自分が教育実習に行ったり、教員になった時のシーンを思い描くことができたようです。