11月28日生活文化デザイン学科主催公開講演会「19世紀英国における日本の染色型紙文受容とデザイン活用」
幕末の開国後、ヨーロッパでは日本の美術工芸への関心が高まる中、浮世絵や陶磁器、きものなどとならび、主に型染めに用いる型紙が人々を魅了しコレクションされました。現在、ジャポニズム研究の一環として、ヨーロッパの型紙コレクション研究が盛んに進められています。
ジャポニズム期の型紙コレクションを所蔵しているミドルセックス大学英国建築デザイン博物館(MoDA)室長ゾーイ・ヘンドン氏と同館染織研究員マークハムまみこ氏をお招きし、英国の型紙研究最前線のお話をうかがいます。
日本の型紙文様のデザイン応用は、現在でも展開しているとのこと、その様子もお訊きします。
デザイン、日英文化交流などに広くつながるテーマです。ジャポニズム、型紙文様、型染めに関心のある方はもちろん、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
日時:11月28日水曜 17時から19時 入場無料 通訳付き
会場:宮城学院女子大学 講義館 C203教室(地上一階)
学生のみなさんへ
国際文化交流、デザイン、美術、日本文化、もの作りなど、いろいろな観点から視野を広げることができる内容のお話です。幅広い学科のみなさん、また学外の方の参加を歓迎しています。
幕末開国後、ヨーロッパの人々を魅了した染色型紙コレクションの研究、国際的に注目を集めています。英国の型紙研究最前線のお話をうかがいます。
型紙の流通、文様の受容、デザイン応用の歴史は、文化と産業のグローバルヒストリーの問題であると同時に、今日のデザインやもの作り再考への刺激ともなります。
主催 宮城学院女子大学生活科学部生活文化デザイン学科
後援 宮城学院女子大学 生活環境科学研究所
宮城学院女子大学 人文社会科学研究所
この講演会は「生活造形論」「服飾文化史Ⅱ」その他いくつかの科目で聴講レポート提出等の対象となっています。
詳しくは各科目担当教員に確認してください。