児童教育学科3年 星野 佳菜
私は今回表現講座係としてサマーカレッジに関わりました。サマーカレッジの中心的な活動となるので、自分のできることは全力でやっていこうという思いで参加しました。
夏に開催されるため制限がかかってしまうことが多かったのですが、表現講座を担当してくださった宮元先生と、参加する子供達に感じて欲しいことを実現するためにはどうすればよいか話し合いを行いました。「できない」と最初から諦めるのではなく、どうすれば実現できるのか考える機会にもなりました。材料集めでは、学内では足りないため、自宅付近でも採集を行いました。道端の蔦や葉も子供達の手によってどのように変わっていくのか考えながら採集していると、大変な採集も楽しくなり、その中で私自身も面白い植物に出会い、面白さを感じていました。子どもたちにはただ単に活動して終わりではなく、活動前からどんな事をするのだろうと期待を持って活動をして欲しいと思い、材料だけではなく、会場の設営方法も工夫しようと何度も話し合いを重ねました。当日、散策から戻ってきた子供の「これから何をするの?」という言葉を聞いて、一生懸命考えてよかった、と嬉しかったことを覚えています。
今回初参加ということで、前向きな気持ちはありましたが、何処までできるか・どのようにサマーカレッジが進んでいくのかわからず、不安な部分があったことも事実です。しかし、話し合いから始まり、材料集め、試作、本番に至るまでの過程全てが学びであり、楽しみにもなっていました。時間がない中での活動でしたが、人や様々な考えとの出会い、実行委員としてサマーカレッジに関わったことは私にとって、とてもプラスな体験となりました。