「小学生のためのSummer College2012」の第1回説明会

5月15日(火)、「小学生のためのSummer College2012」の第1回説明会が行われました

 5月15日(火)17時10分より、C-604で「小学生のためのSummer College2012」第1回説明会が行われました。Summer Collegeは、被災した小学生を宮城学院女子大学のキャンパスに招き、学びと遊びの場を提供するプロジェクトで、今年は7月31日と8月1日の2日間にわたって開かれます。説明会開催のお知らせを掲示する前から、参加を希望する声や問い合せが寄せられており、当日の説明会参加者は約40名に上りました。

 初めに、昨年度に引き続きSummer Collegeの校長を務められる狩野克彦先生からご挨拶とSummer Collegeの概要や魅力についてご説明いただき、プロジェクト・メンバーとして参加される皆さんへの期待を込めたお話がありました。続いて、Summer Collegeコーディネーターの戸野塚厚子先生から、Summer Collegeの全体像やどのようなことを大切にした活動なのかについてお話があり、同じくコーディネーターの市野澤潤平先生からは活動内容の昨年度との違いや今年度の企画について、またプロジェクト・メンバーの役割などについて説明がありました。

 スウェーデンのお紅茶とチョコレートをいただきながら和やかな雰囲気で進められた説明会ですが、皆熱心に各先生のお話に聞き入っていました。

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 説明会に参加した学生の声を一部、ご紹介します。

 「今回の説明会でプロジェクトの内容を聞いて、より一層楽しみになりました。子どもたちと一緒に様々な発見を共有し、子どもたちに寄り添って楽しめたらいいと思います。子どもたちがそれぞれ自由に学ぶことが出来るところに魅力を感じました。」
 「将来、教員を目指しているので、このプロジェクトに参加しさまざまなことを学んだり、たくさん子どもと関わりたいです。今日の話を聞いて、このプロジェクトに魅力を感じました。」
 「将来、子どもに関わる仕事がしたいと考えているのですが、なかなか子どもたちと触れ合う機会がないので、今回、サマー・カレッジに参加したいと思いました。絶対に貴重な体験ができる!と先生たちのお話を聞いて確信しました。」
 「レッジョ・エミリアの教育観にとても興味があります。サマー・カレッジでは子どもが主体の講義がどう展開していくのか肌で感じたいと思いますし、私自身が子どもと一緒になって発見し、学び、考えて、この実践を通して成長したいと思います。」
 「昨年の内容を聞き、子どもと関わるとは何か、自然と触れる楽しさ、子ども主体の学びとは一体どういうものであるか、知りたいこと、考えたいことがいっぱいあります。2日間参加して、自分の子ども観、教育観がどう変わるか楽しみです。」

 今回の説明会後、プロジェクト・メンバーには多くの登録がありました。今後、メンバーの皆さんと一緒にSummer Collegeを盛り上げていきたいと思います。