「よむよむ・もぐもぐ広場」イベントボランティア活動報告

 私は、3月20日にAERの21階で行われた、「よむよむ・もぐもぐ広場in仙台」(主催:独立行政法人 国立青少年教育振興機構、公益財団法人 文字・活字文化推進機構 絵本・日本プロジェクト)にボランティアとして参加しました。このイベントは、幼児・小学校低学年程度の親子を対象とした「食育」と「読育」のコラボレーションイベントで、人気絵本作家のきむらゆういちさんらのトークショーのほか、絵本の販売、阿部蒲鉾店さん、菓匠三全さんなどによる試食イベントなどが行なわれました。
 私はこの中でも、試食イベントに参加する方々への整理券の配布を行いました。参加を希望する家族が多く、混乱する場面もありましたが、慣れてくるとスムーズに列の整理や整理券の配布を行うことができました。
 絵本がたくさんあり、「小さい頃この本読んだなあ・・・」と懐かしく思いました。また、絵本を読んだり、むすび丸や『かいけつゾロリ』のゾロリなどと写真を撮ったりして子どもたちが笑顔になっている姿を見て、改めて絵本がもつ力の大きさを感じました。この経験を、「本の森プロジェクト」の活動に生かしていきたいと思います。

日本文学科 2年 及川杏奈

 私の仕事内容は、子供向けの様々なイベントでの整理券の配布でした。
 一番人と接する機会が多い場所での作業だったので挨拶や話し方など、非常に気を使いました。整理券には限りがあって、なくなってしまったりしたときの対応等が非常に大変でした。しかし、自分が今、何をしなければいけないのかを考えて行動にうつすことの重要性を考えるいい機会になったと思います。整理券を配布する中で一度、大きなミスをしてしまった場面がありました。その時に、その場にいたスタッフ全員が私のミスをカバーしようと動いてくれました。最初は落ち込むばかりの私でしたが、他のスタッフさんのおかげでなんとか挽回しようと動くことができました。人と人との関係を考えさせられる機会になりました。
 私は現在、本の森プロジェクトという団体に参加しています。このプロジェクトは不要になった本を回収し、他の方に譲るというブックリサイクルという活動をしています。今回、絵本を手に取り笑顔な子供たちをみて改めて本の素晴らしさというものを実感できました。今回感じた本の素晴らしさを本の森プロジェクトを通して宮城学院の学生を含めた多くのみなさんに伝えていければと思います。

日本文学科 1年 大平真衣

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