さなぎプロジェクト「算数教具開発プロジェクト」活動報告

※本学には、学生の自主企画活動を支援する仕組みがあります。

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児童教育学科3年 加賀陽香

算数教具開発プロジェクトは、「誰でも製作し利用できる教具」をコンセプトに、身近なものを使って小学校の教育に役立つ算数教具を作るプロジェクトです。

将来教員を目指す学生が多く参加しているので、将来自分が教師になった際に役立てることはもちろん、すでに教師として働いている人にも参考にしていただけるような教具を作り、子どもたちへの学習効果の向上につなげることを目的としています。

9月下旬に、各自が作ったオリジナル教具の発表と、意見・アドバイス交換を行いました。

分数や図形・かけ算、引き算などで使える教具をそれぞれ発表しました。材料は色画用紙や紙粘土、スーパーボール等、作りやすさを考えて手軽に手に入るものだけで作成しました。
意見交換では「素材をかえたらどうか」や「分数の分野だけでなく、他の授業でも使えそう」「こうしたら児童にとってわかりやすくなりそう」等、多くの意見が出され、話が止まりませんでした。

(写真は、分数や時計を視覚的にわかりやすく伝える教具の試作)

一人一人が様々な工夫を凝らしながら作った教具を見せ合い、発表したことで、多くのことを学ぶことができました。また、いろいろな視点からの改良にむけたアドバイスを共有し、これからの意欲にもつながったと思います。
今後は、アドバイスをもとにさらに教具の改良を進め、教具の作り方を冊子にまとめる予定です。

これからもお互いに意見を出し合って使いやすい教具を作っていきたいと思います。

 

(写真は、数の合成と分解の問題を速く楽しく出せる教具の試作)