※本学には、学生の自主企画活動を支援する仕組みがあります。
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現代ビジネス学科2年 鎌田実花
「しごと旅プロジェクト」は、“様々な仕事を実際に体験することで、1つ1つの仕事の魅力や大変なことを楽しみながら学んでほしい”という本学生の想いが形となり、1日職業体験ツアーを企画・運営している活動団体です。
これまで仙台市民図書館、河北新報社、石ノ森漫画館、みなとまちセラミカ工房、盲導犬訓練センターなど数多くの企業様を訪問させていただきました。
活動の主な内容は、まず初めに体験先の選定し、企画書の作成や体験内容の立案を行い、訪問先と打ち合わせを重ねます。その後、保険の加入作業や参加者の募集に至るまで活動は多岐にわたります。
当日はツアー全体のサポートスタッフとして添乗し、また体験ツアー後は御社様へのお礼状の送付や参加してくれた小学生への活動アルバムを作成し、プレゼントしています。小学生の長期休暇の日程に合わせて、年間4~5回程度を目標に実施しています。
今回はアニパル仙台 動物管理センターにご協力いただき、8月15日にしごと旅を実施しました。アニパル仙台では、動物の管理業務の聴講や施設内の見学、また飼い主を待ち望む動物の啓発ポスターの作成を行いました。
動物の管理業務についての内容説明では、担当者の方との会話からどのようなことが野良犬や野良猫を増やさないために必要なのか、当施設が担う意味・役割を一生懸命に聞いている姿が印象に残りました。
施設の見学では、保護された犬や猫など専用の収容施設や治療室の他に、アニパル仙台でツアー当日に保護された犬や猫を実際に見て触れることができました。職員の方と保護されている動物について話をしていると「かわいい」「小さいね」という楽しそうな声が聞こえてきました。また新たな飼い主が決まっているという説明を受けた猫を見て「よかったね」「幸せになるんだよ」といった声をかける様子は、子どもたちがなかなか目にすることのない世界で懸命に生きる動物たちに心からのエールを送っているように見え、感受性豊かな子どもたちがこの日に学んだこと、感じたことを物語っていました。
ポスター作成では保護された動物の写真を使ったり、絵を描いたりして紹介ポスターを作りました。写真の周りをテープで囲んだり、紹介文を折り紙に書いてポスターに貼ったりと自由に楽しく作っていました。おかげでとても素敵なポスターが出来上がり、こちらも嬉しくなりました。作成の中では色やどのような紹介文がいいかと学生スタッフと話しながらできたので、子供たちとの距離が縮まったように感じました。
動物を飼うとき、ペットショップを訪ねることは日本では一般的といっても過言ありません。しかし、当施設のように動物保護の取り組みを行う事業団体から保護された動物を飼うということも、また新たな選択肢の1つとして十分魅力的に考えられます。
ツアーを通じて動物とのふれあい方について子どもたちの心に響くきっかけとなれば嬉しいかぎりです。
今後も引き続き積極的に活動していきたいです!
また「しごと旅プロジェクト」では、しごと旅のメンバーとして一緒に活動してくれる本学生や体験ツアーに参加してくれる小学生のお友達を募集しています。もしこの活動を一緒に活動してみたい、体験ツアーに参加してみたいという方がいらっしゃいましたら、下記の連絡先までぜひご一報ください!
私たちと一緒に素敵な体験を通じて、色々なしごとの世界を旅してみましょう♪
「しごと旅プロジェクト」
Email:w_trip2013@yahoo.co.jp
担当 鎌田実花