小・中学生を対象とした「さかな丸ごと食育」を実施しました

5月17日(土)に、大学の近くにある桜ヶ丘地域の小・中学生20名を対象に、銀鮭を用いた食育活動として「さかな丸ごと探検隊」を実施しました。本活動は、子どもたちが生産者の方々と直接関わることで「魚の生産から食卓にのぼるまでの流れ」を学ぶことを目的として行いました。

当日は、志津川の漁業協同組合の方々にお越しいただき、「銀鮭の養殖について」と「出荷してからスーパーマーケットに届くまで」のお話をうかがいました。その後、志津川からわざわざ持ってきていただいた銀鮭を丸々1本卸すところを見せていただき、これには子どもたちも興味津々の様子で、歓声をあげて食い入るように見ていました。

銀鮭デモ

 

その後、いくつかのグループに分かれて、さばいた鮭の切り身を使って「から揚げ」「鮭そぼろちらしずし」「鮭のジャガバタ焼き」「焼鮭だし茶づけ」「蒸し鮭野菜」「あら汁」を作り、ビュッフェ形式でみんなで食べました。自分たちで作ったからでしょうか、子どもたちからは「おいしい!」という声があちらこちらで飛び交い、料理はあっという間になくなってしまいました。

銀鮭調理室

 

今回の活動を通して、子どもたちからは、「鮭を丸ごと1匹使って、こんなにたくさんのおいしい料理が作れるなんてすごいと思った」「初めて頭を食べたけど、意外においしかった」などの意見が寄せられ、子どもたちにとって多くの発見があったようで良かったです。

今後は「みやぎ銀鮭ガールズプロジェクト」として、またそれぞれの活動を通して、さらに宮城の銀鮭を若い世代に多く知ってもらえるよう取り組んでいきたいと思います。

 

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