代表 学芸学部 人間文化学科4年 佐藤ひより
桜ヶ丘古文書プロジェクトは、宮城県内に残る古文書を中心とした地域文化財の保全活動を行うグループです。宮城県内の古文書は、東日本大震災での被災資料や、当主の代替わりによる家財整理などの理由で散逸の危機に立たされています。私たちは、古文書の保全活動をすることで地域の歴史を守り、伝えていくお手伝いをしたいと考えています。今年は18名のメンバーが活動に取り組み、多くの古文書を救済することができました。
今年度の活動では、宮城学院資料室で保管されている史料や、江戸時代の古文書の撮影(デジタルデータ化)を行いました。古文書をデジタルデータ化することにより、仮に原本が失われたとしても、画像として古文書の内容を残しておくことができます。この作業は、古文書を後世に伝える上で、とても重要な作業です。
活動が始まってから初めてのメディア出演も行いました。TBC東北放送ラジオ「GOGOはみみこいラジオな気分」にて、桜ヶ丘古文書プロジェクトの学外宣伝の機会をいただき、メンバーが活動内容や、プロジェクトでのやりがいを語りました。宣伝をきっかけに、地元の方々にも古文書の救済に関心を持っていただけたら嬉しいです。
夏休みには東北大学災害科学国際研究所(NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク)にて、古文書のクリーニング作業を行いました。刷毛を使った古文書のクリーニング、保存作業として史料のナンバリングなど、専門機関でしか行うことのできない貴重な経験ができました。
写真の様子は襖に張り付いた古文書を剥がす作業です。一つ一つ丁寧な作業には、地元の歴史に対する想いが反映していると感じました。
活動の様子はInstagramのアカウント(@sakuragaoka_komonjyo)でも発信しています。気になった方はのぞいてみてください!
