代表 生活科学部 食品栄養学科 3年 角張 結華
私たちFood and Smile!(通称FAS;ファス)は、「食を通じて人々を笑顔に!」をモットーに活動する、食品栄養学科の学生による自主活動団体です。管理栄養士を目指す学生が中心となり、東日本大震災の経験を忘れず、災害時の「食」に目を向けた活動を行っています。
FASでは、避難所や家庭にある身近な食材を使い、水・電気・ガスをできるだけ使わずに作れる災害食レシピを考案しています。
ただ「非常時だから仕方なく食べる」のではなく、災害時でも少し気持ちが前向きになるような、おいしくて作りやすいレシピを目指しているのが特徴です。
栄養面・衛生面への配慮に加え、小さな子どもから高齢者まで、誰もが食べやすい工夫を大切にしています。考案したレシピは、学内での勉強会にとどまらず、地域で行われる防災料理教室や講座など、学外の活動でも活用しています。実際に地域の方と一緒に調理をしたり、災害時の食についてお話ししたりする中で、「食の防災」が決して特別なものではなく、日常と地続きであることを実感する機会が多くありました。人に伝える難しさや責任を感じる一方で、直接反応をもらえることは大きなやりがいにもなっています。
今年度は、毎年お馴染みの『みやぎ発防災レシピカレンダー』制作プロジェクトを始めとし、防災について学び直す講座への参加や新入生向けの防災レシピ勉強会、県内各地での料理教室等、さまざまな活動に取り組んできました。
学年を越えて意見を出し合い、一つの企画を形にしていく過程では、栄養や調理の知識だけでなく、話し合いの進め方や役割分担の大切さも学びました。うまくいかないこともありましたが、その分、仲間と乗り越えた経験は大きな成長につながっています。
またFASのOGで本学卒業生との交流の機会や、昨年に続いてNHK仙台放送局のラジオ番組『Nandary』を通じた情報発信など、活動を通して多くの人と関わる経験ができた一年でもありました。将来、管理栄養士としてどのように社会と関わっていきたいのかを考えるきっかけになり、「今の学びが将来につながっている」と実感できる場面が増えています。
FASの魅力は、活動内容だけでなく、一緒に考え、悩み、挑戦できる仲間がいることです。
食や防災に少しでも興味がある人、授業以外でも何かに挑戦してみたい人にとって、FASは多くの学びとやりがいを感じられる場所だと思います。
今後も、地域での防災料理教室や講座への参加など、学外での活動を続けていく予定です。
活動の様子やイベント情報はInstagramでも発信していますので、興味のある方はぜひのぞいてみてくださいねInstagram:@mgu_fas
これからもFASは、学生ならではの視点を大切にしながら、食を通じて人と地域に寄り添う活動を続けていきます!
☆みやぎ発防災レシピカレンダー2026の詳細・購入は
こちらから(外部リンク;くらしの学びサポートオフィスHumanBeingホームページ)
