「Food and Smile!」が多賀城市中央公民館「防災キャンプ」に協力しました

自主活動団体「Food and Smile!」(通称:FAS)が、多賀城市中央公民館主催「防災キャンプ」で、参加した小学生を対象に、災害食についてのワークを行いました。

多賀城市中央公民館主催「防災キャンプ」は、多賀城市内のさんみらい多賀城イベントプラザ(STEP)を会場に、9月15日・16日の1泊2日で多賀城市内の小学4年生から6年生が防災を学ぶイベントです。FASは、9月15日の夕方に、「みんなで作ろうサバめし!」として、「アルファ米カレーピラフ」と、「かぶのサラダ」を子どもたちと一緒に作りました。

ワークの中では、いつ起きるかわからない災害に備えて、備蓄する食料や水の大切さを感じられるようなクイズや体験を交えて、楽しく学ぶ内容を展開しました。

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災害時に貴重な水を無駄にしないように、使用する調理器具や器を使わないで調理できる方法や、アルファ米と冷凍食品をローリングストックできて、一工夫することでよりおいしくなるコツを織り交ぜて、子どもたちにも実際に体験してもらいながら調理を進めました。出来上がった料理は、みんなでおいしく夕食としていただきました。

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FASの学生にとって、元気いっぱいの子どもたちの集中力を保ちながら、飽きさせない工夫をしていくことの難しさを感じつつ、東日本大震災を経験していない小学生たちに、自分たちが経験した震災の記憶をどう伝えることができるか思考錯誤する、大変貴重な体験となりました。

 

昨年度に引き続き同イベントでFASに機会を与えてくださいました、多賀城市中央公民館の皆様、イベント補助に当たられた関係者の皆様やインターン学生、ボランティア中学生の皆様には、お力添えをいただきましたことに感謝申し上げます。

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