自主活動報告「楽食プロジェクト」

生活科学部 食品栄養学科 百々 美潮 (2年)

 楽食プロジェクトは『学食をもっと楽しくより良い空間』にしたいという想いのもと、2007年から活動を開始し、今年で13年目を迎えました。メンバーは全員食品栄養学科の学生で、今年度は23名での活動となりました。

学生食堂『ピエリス』にて季節の行事や流行を取り入れたフェアを開催し、そこで提供するメニューをメンバーが主体となって、提案、試作・試食したり、ポスターや価格表アンケートを作成したりしています。

今年度は激辛フェア・サマーフェア・オータムフェア・チーズフェア・健康フェア・クリスマスフェアを行いました。

また『宮城を知る企画』と銘打ち、『三陸塩竈ひがしもの』というマグロの解体ショーとマグロ丼の提供を行いました。それに伴い塩竈市場の視察やマグロが私たちの口に入るまでの過程についてのポスターを作成し、解体ショーの際に展示しました。アンケートには「宮城県民ではないため、宮城について知ることができて嬉しかった」という意見や「マグロが美味しかったのでまたやってほしい」という意見が寄せられ、やりがいを感じることができました。

マグロ写真オータムフェア試作

 

さらに、青森のりんごの普及を目的としたりんごフェアでは、りんごの無料配布やりんごを使用したメニューの提案を行い、こちらも盛況をいただくことができました。

企画やフェアの開催、メニューの提案、試作・試食を通して、私たちが学んでいる『食』の大切さ、それを作る楽しさを改めて実感することができました。

今年度のフェアは全て終了しており、私たちにとって非常に充実したものとなりました。しかしアンケートでは、開催してほしいフェアがたくさん寄せられていたり、一部改善を求める声も上がっていたりするため、まだまだできることが沢山あると感じています。来年度以降も常に自分たちにできる最善を考え、皆さんに満足していただけるよう、メンバー一同、力を合わせて活動していきたいと思います。

クリスマスフェア集合写真