さなぎプロジェクト「仙台×フランス」活動報告

※本学には、学生の自主企画活動を支援する仕組みがあります。

概要についてはこちら  プロジェクト一覧はこちらをご覧ください。

 

文責:国際文化学科3年  石川祥江

代表:国際文化学科3年 齋藤ひなの

フランス語を学んでいる学生が、仙台の中に潜む「フランス」をより多くの人に知ってもらうことを目標に活動するプロジェクトです。仙台市泉区を中心に、フランスに文化的出自のある店や建物の名称等を調べ、分析します。結果は冊子にまとめ、12月に本学で開催されるクリスマスマーケットにてPRブースを開設する予定です。

現在は、3つの班に分かれて活動しています。

フランス語班では、街で使われているフランス語に目を向けて研究をしています。

普段フランスに馴染みのない人の生活にもフランス語が入り込み、使われています。それらのフランス語にはどんな特徴があるのか気になったので、私たちは泉中央駅周辺の地図を使い、フランスに関係する建物を調べに街歩きをしました。結果を元にマップデータを作成し、物件の意味や表記の分析をすると、明るいイメージの単語が多い、住居に関する単語が多い、étoile (星)が多い、地名をフランス語に当てはめている、伸ばす発音が多いという事実が見えてきました。

インタビュー班では、泉中央の街で見つけた店名にフランス語を使っているお店にインタビューをして記事を書いています。

お店のオーナーは、フランスで修行した人や修行していないがフランスの文化をお手本にしているなど様々です。一軒一軒のお店に対して、どのようにインタビューをすると良いのかを、事前に話し合っています。またインタビュー内容について、特に冊子に載せたいことを話し合って決め、記事を書いています。

デザイン班は、冊子の文章構成やレイアウトを考えています。

街の中で見つけたフランス語、フランスに関係するお店へのインタビューや、宮城学院とフランスの結び付きなどの多様な記事に、どうすれば統一感を持たせることができるか、試行錯誤しながら皆で話し合って作成しています。また、表紙に載せる地図は泉中央付近をフランスの形に型取り、インタビューしたお店や、街で調査したフランス語がひと目でわかるよう工夫しています。

沢山の人にフランスのこと、仙台のことを知ってもらうきっかけとなるような一冊を作るために、今後も国際理解を目的に活動に励んでいきます。ぜひクリスマスマーケットにお越しいただき、冊子をご覧いただければと思います。