人間文化学科3年 山岸茉央
大原小学校は全校児童16名の小さな学校で,クラス編成は低学年・中学年・高学年がそれぞれ2学年で1クラスを編成している複式学級の形式を採用しています。
私たちは,東日本大震災後から子どもたちが一日でも早く震災前の日常を取り戻すことができるようにとの思いでボランティア活動をスタートし,現在この活動には,本学の教育系の学科や教職課程を履修している学生はもちろん,私のようにどちらにも該当しない学生まで幅広い学科の学生が参加しています。
さらに,今年度からは東北学院大学の学生も活動に参加することとなり,こどもたちにとってはこれまでの女子大生だけとの交流に男子学生も加わることで,これまでとは違った関わりができることを楽しみにしているようです。
そのような中,5/20(土)に大原小学校を会場として「第26回 大原小学校・学区民大運動会」が開催されました。当日は3年ぶりの快晴の下,私たちは東北学院大学の学生3名を含む11名で活動に参加しました。
この運動会は地域の方々も多く参加するもので,私たちも学区民の方々に混ざっていくつかの競技に参加したのですが,会場はとても盛り上がり,今回の「会場のみんながよろこび,感動する運動会にすっぺ!」というテーマにふさわしい運動会だったと思います。
当日は,初めて活動に参加するメンバーがほとんどであり,私自身今年度は副代表という立場になったことやこれまではほとんど少人数での活動しか経験がなかったことなどの要因が重なったことで,楽しみよりも不安のほうが大きかったのですが,参加したメンバーが子どもたちと楽しそうに関わっていたり,積極的に競技に参加している姿を見て,私の不安は見事に払拭されました。
平日の学習支援を中心とした通常の活動には授業の関係等もあり,なかなか参加できないメンバーが多いのですが,活動に参加した際には,子どもたちに寄り添い,少しでも先生方の力になれるよう,そして参加したメンバーが楽しく活動に励むことができるよう全力でサポートしていきたいと思っています。
この活動を行うにあたっては,大原小学校の古積校長や高橋教頭をはじめとする先生方,さらには本学のリエゾン・アクション・センター(MG-LAC)や東北学院大学災害ボランティアステーションの職員の方々,そして当ボランティア代表の阿部さんや副代表の鈴木さんとメンバー,今年度から一緒に活動することとなった東北学院大学牡鹿チームのみなさんなど,とても多くの方々に支えられて活動できていることに感謝しています。
これからの活動も頑張ります!