食品栄養学科４年 木野恭佳 浪岡彩織
11月21日、石巻市立大原小学校にて、食品栄養学科の丹野久美子先生と学生4名で、食育についての学習会を行いました。テーマは「おやつと運動」です。
１、２年生では、巨大すごろくを活用し、体育館に敷かれたマス目に書いてある課題をクリアしてゴールを目指す、ゲーム感覚で学べる授業を行いました。マス目に書かれた課題は、「たいやきを２個食べたので、縄跳びを10回飛ぶ」など、おやつの食べ過ぎに注意することや余計に食べたら運動をしなければならないことを学べる内容です。大学生とペアになって自分が駒となり行いましたが、子どもたちが楽しみながら体を動かして学ぶ様子が印象的でした。
３～６年生では、おやつにはエネルギーが多く含まれていることを実感で学ぶ授業をしました。内容は、自分たちが選んだおやつと消費エネルギーが同等になるよう計算し、なわとびやバドミントンなど好きな運動を複数組み合わせて、時間内にこなすものです。はじめは難なく運動をこなしていた子どもたちでしたが、後半になるにつれヘトヘトになっていました。「こんなにも運動をしないと、食べたおやつは消費できないこと」を感じてもらえたのではないかと思います。
子どもたちが笑顔で活動するのを見ることができ、とても嬉しく思いました。また、常に元気に走り回ったりと、もっと体を動かしたい様子も見られたので、またぜひ訪問して、子どもたちがのびのびと健康的に生活できる支援をしていきたいと思います。
