小学生のための Summer College 2014 活動報告(1)

児童教育学科 3年 遠藤香菜

 

2回目の参加となる今回、私は講座係のリーダーとしてサマーカレッジに参加しました。そのため、リーダーとして係全体をまとめることができるのか、先生方や他の係と上手に連携ができるのかなど不安がたくさんありました。しかし、メンバーの協力や先生方から頂いたアドバイスをもとに試行錯誤を繰り返しながら準備を進め、当日は私自身、サマーカレッジを楽しむことができました。

講座係の活動は、河北新報のかほぴょんこども新聞に載せる講座紹介の記事作成から始まりました。記事の作成にあたって、何度も先生方にインタビューしたり、記事の内容を考えたりした経験は、私にとって貴重な体験となりました。新聞を通して初めてサマーカレッジを知る子どもだけでなく、何度も参加してくれている子どもにも楽しさや面白さが伝わってくれたら良いなという思いで取り組みました。一番難しかったのは、先生方が子どもに伝えたいことを、分かりやすく文章にまとめることです。新聞を読むのは小学生です。専門的な言葉を使っても分からないので、小学生が読んでも分かる言葉や文で表現することに苦労しました。準備は大変でしたが、新聞を見て参加してくれた子どもたちもいて、記事作りに関わる事ができて良かったと思いました。

 

サマーカレッジ当日は、友野聡子先生の講座を担当しました。友野先生の講座は今年が初で、目の錯覚を用いて「トリックアート作り」をしました。子どもに興味を持ってもらうためにはどうしたらよいか、どの程度子どもに作ってもらうかなど様々なことを考え、授業や実習で学んだことを生かしながら、準備を進めることができました。当日、子どもたちの夢中で作っている姿、友達と協力して取り組んでいる様子を見て、私もいつのまにか夢中で活動に参加していました。係の仕事を通して、子どもと関わる上でそれまで気づかなかった改善点も分かり、充実した活動を行うことができました。

準備から当日まで全てにたくさんの思い出があります。それらを通して、学んだこと、感じたことをこれからの大学生活や将来に役立て、これからもボランティア活動や勉学に励んでいきたいと思います。

サマーカレッジのメンバー、MG-LACの教職員の方々のおかげで、楽しい2日間を過ごすことができました。心より感謝しております。

ありがとうございました。