自主活動報告「にじいろプロジェクト」

学芸学部 日本文学科 3年 後藤 加奈

私たちは「性の多様性」についての勉強会や企画を通して、学生一人一人が多様なセクシャリティを知り、考えていくことを目的として活動している「にじいろプロジェクト」です。

今年度の活動は新型コロナウイルスの影響による活動の制限などがあり、従来の活動をすることが難しかったため、主にプロジェクトメンバー内で性の多様性について学びを深めることを目的としたオンラインでの勉強会を中心に活動してきました。

勉強会のテーマとしては「共生のための多様性宣言を改めて読んで、考える」「LGBT+アライについて」「制服問題」などを取り上げ、意見交換を行いました。

※勉強会の詳しい記録は、にじいろプロジェクトのTwitter( @niziiro_mgu )にあります。ぜひご覧ください

また、6月からはオンラインでSOGI(※性的思考・性自認などの属性を現す言葉)やセクシャルマイノリティーについて学びを深めている他大学との情報交換も始めました。9月には、奈良女子大学「ならてぃぶ( @nwu_SOGI )」、お茶の水女子大学「お茶大GSFサークル( @ochaGSF )」、武庫川女子大学「M&Ms( @mwu_lgbts )」、梅花女子大学「LGBTsサークル」の方々と情報交換をし、各サークルの取り組みを知ることができました。

そして、12月に大学図書館のご協力のもと、プロジェクトメンバーで選んだ書籍を並べた「性の多様性に関する本の展示コーナー」を図書館内に開設しました。皆さんが性の多様性に触れるきっかけづくりや、「みんなが性の当事者」であることを気づいてもらえるように計画しました。ぜひお立ち寄りいただき、冬休み中の読書などに活用してみて下さい。

図書館の貸出カウンター近くに本棚を設置しています

図書館の貸出カウンター近くに本棚を設置しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後の活動については、Twitterにて発信しているので、にじいろプロジェクトのTwitter( @niziiro_mgu )をのぞいてみてください。さらに、メンバーも随時募集しているので団体に興味を持っている方がいましたらLACカウンターまたは、TwitterのDMにてご連絡ください。