学芸学部 日本文学科 2年 松浦 朱里
「たくさんの人が本に触れられる機会を!」をテーマに、読書の普及を目的としたプロジェクトです。発足当時のメンバー6人は2年生になり、今年度から新たなメンバーも加わって現在は14名で活動しています。このプロジェクトは、海外で行なわれている「Little Free Library(通称:マイクロ・ライブラリー)」という運動にインスピレーションを受けて発足しました。日本ではまだあまり普及されていない運動なので、ぜひこのプロジェクトを通して知っていただければと思います。
昨年度に引き続き、小さな図書館プロジェクトでは
・読まなくなった本の引き取り(一部引き取りができない本もあります)
・本の自由貸し出し
・本の販売(どれでも1冊10円!)
という活動を行なっています。
学生がよく集まる講義館2Fのロビーに小さな本棚があることで、気軽に本を手に取ることができ、学生の憩いの場となれるような場所づくりも目指しています。
昨年度は約400名以上の方に利用していただき、学生のみならず教職員の方々や学外から大学に訪れた方からも大変ご好評をいただきました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のためアルコール消毒液を設置し、安心して利用していただけるように本棚を運営しております。
前期は大学への入構規制により学内での活動はできませんでしたが『ミヤガク新報』での「Enjoy Home with books〜from 小さな図書館プロジェクト〜」に、プロジェクトメンバーがおすすめする1冊というテーマでコラムを寄稿し、河北新報社さんから感謝状をいただきました。
学内での活動ができるようになった後期からは、本棚の運営はもちろん、他プロジェクトとのコラボレーション企画の実施や、本を介したコミュニケーションの場づくりを目標としております。今年で2年目のプロジェクトではありますが、学内・学外問わず様々な活動を行なっていきます。そして皆さんと本との出会いをお手伝いできれば幸いです。
日々の活動などを公式のTwitterアカウント(@LFL_mgu)で発信中です!ぜひのぞいてみてくださいね。