在学生からのメッセージ ―就職活動編―

notebookこの春日本文学科を卒業する4年生より、就職活動についてのメッセージが届きました。

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M・Oさん(宮城県職員)

*なぜ公務員を目指したか

 以前から、何かしら人のためになる仕事をしたいと思っていましたが、地元が東日本大震災で多大な被害を受けた事が、今の進路を目指す切っ掛けとなりました。地元のために何かしたい、復興に携わりたいという思いが強くなり、役場職員の試験を受け、無事内定をいただくに至りました。

 

*公務員対策について

 まずは筆記試験をパスしなければ話にならないため、宮城学院女子大学生協主催の公務員講座を中心に勉強しました。その年の出題傾向予測は勿論、分からない所を聞く、苦手分野を克服する等、自分にメリットとなる事が多かったです。また、面接対策は主に大学の学生サポートセンターで練習をしました。サポートセンターのスタッフは、履歴書の添削、面接のマナーや改善点の指摘と、全面的にサポートしてくれるので、行かなければ損ですし、家族や友人相手に面接の練習をするのもありです。ただし、無理は禁物です。頑張りすぎて徹夜を続けると、私のように体調不良で倒れますよ。就職対策は勿論、健康であることも大切です。

*大学生活を振り返って

 私が所属していた大沼先生(以前は佐々木先生)のゼミでは、創作表現研究として、オリジナルの長編小説を論文として提出します。元々、日本文学科に入ったのは、小説を始めとした文学に興味があったからで、自分の中の世界を文章として表現するだけでなく、他の人の作品に触れ、批評をし合える環境は、自分にとっては大変嬉しいものでした。大変な事もありますが、自分だけの小説を書き上げることができ、一生の思い出となりました。今後も、仕事の合間を見て、小説を書きたいと思っています。

*後輩の皆さんへメッセージ

 日本文学科に入学したということは、文学に興味があるか、教員や司書の資格を取るために入ったのだと思います。中には、私のように公務員を目指している人もいるでしょう。何事も、自分で努力をしなければ結果は出ません。良い結果を残せるよう、努力を怠らず、かつ楽しい大学生活が送れるように頑張って下さい。