●オーストラリアの高校生のための特別日本語講座(2010.12.16)
2010年12月16日に、日本文学科で日本語教育を学ぶ大学2,3年生を中心としたグループ12名が、オーストラリアの高校から来た短期留学生11名のための特別日本語講座を開きました。高校生は宮城学院高等学校の姉妹校から来た生徒たちです。日本語の学習経験はバラバラで、まったくわからないという生徒もいます。
授業は40分。自分の好きなものについて紹介できるようになることを目標として、スポーツの名前、動物の名前、食べ物の名前、科目の名前を絵カードや写真カードを使って導入、練習をした後、「~が好きですか」「はい」「いいえ」の会話練習を行いました。最初は緊張した面持ちだった生徒たちも、後半のカルタ取りゲームになると大盛り上がり。一方の大学生側は英語を使っての授業に四苦八苦。しかし、終了後、「とても楽しかった!」「意思疎通できないときがあって悔しかった。もう一度挑戦したい!」という前向きな感想が聞かれました。
まったく日本語が通じない相手にどのように興味深く日本語を教えることができるか、周到な準備や臨機応変な対応の大切さを実感した貴重な時間となりました。