日本文学科伝統文化教育プログラム 実技講座「能を体験する」を行いました

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日本文学科伝統文化教育プログラム 実技講座「能を体験する」2日目のご報告です。
2月14日(水)の2校時から4校時にかけて行われ、4校時には発表会を実施しました。

会場に足を運び目を奪われたのは、2日目の参加学生たちの様子です。
初日は手探り状態にみえましたが、2日目は笑い声があちこちから聞こえ、皆で動きを確認しながら、いわゆる「自主練」を行っていました。同じ空間に能楽師である佐藤寛泰先生がおり、アドバイスを適宜頂きながら。なんて贅沢な空間なのだろうと思います。

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舞扇を持つ姿が美しくなり、姿勢もとても良くなりました。
空気が変わったと思いました。
何よりも、何度も何度も動きを確認しながら一生懸命練習を重ねる学生たちの姿が素晴らしかったです。

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練習の成果のお披露目となった発表会は、二人一組での舞と、二つのグループに分かれての謡の二本立て。
鈴木先生より発表会用の特別な舞扇を渡され、緊張しながらも丁寧に舞う様子はとても良かったと思います。

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謡もまたよく声が出ておりました。全員の声がぴったり合い、背筋を伸ばして高らかに謡いました。

発表会が無事終わり、佐藤寛泰先生からご講評を頂きました。
ようやく学生たちの緊張がほぐれ始めたかな・・・と思ったら、なんと佐藤寛泰先生が能の有名な演目のひとつである「羽衣」の一場面を演じてくださることに。

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新たな緊張の時間となりました。先生方が発する音以外は何も聞こえない、本当に静かな時間でした。
物音ひとつ立てることなく、学生たちは見入っていました。
目の前で拝見した佐藤先生の舞は圧巻でしたね。「とても楽しい二日間だったけれども、最後に佐藤先生が「羽衣」を演じてくださったことに何よりも感激した。また参加したいです」と興奮しながら語ってくれた学生もいました。

佐藤寛泰先生、鈴木敏彦先生、この度は大変貴重な機会をありがとうございました。
参加した皆さん、良い経験ができたと思います。先生に教えていただいた美しい姿勢を時に思い出しながら、楽しい大学生活を過ごして欲しいと思っております。