【日本文学会】留学生と一緒に松島を訪れました

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梅雨明けを迎えた7月22日(土)。
日本文学科で学ぶ学生たちは宮城県松島町へ。
留学生2名を日本三景のひとつである松島へ案内しようと日本文学会が企画しました。

ご存じのとおり松島は人気のある観光地です。そのため先ずは松島さかな市場で早めの昼食をいただきました。
新鮮なまぐろ丼に頬が落ちそうに。
食事をしながら一日の流れを確認し、最初の目的地である国宝 瑞巌寺に向かいます。

瑞巌寺の杉並木を見上げながら参道を進みご本堂へ。じっくり見学した後は宝物館にも立ち寄りました。
次はお隣の円通院へ。山門をくぐった先に広がる緑の庭園が大層美しいです。夏の緑に癒されながら奥へ奥へと進み、国の重要文化財に指定されている霊廟三慧殿でそれぞれ手を合わせました。

炎天下、水分補給のためにたまたま立ち寄った喫茶店は、松尾芭蕉が松島を訪れた際に宿泊した宿の跡地という日本文学科にとっては嬉しい奇跡。
喫茶店からは次々と出航する遊覧船を見送ることができました。

五大堂を見学した後は自由散策の時間。
希望者は観瀾亭に行き、お抹茶とずんだ餅でほっと一息。目の前に広がる松島の海を眺めていると日常を忘れそうになりますね。

自由散策はわずか1時間半ほどでしたが、学生たちは留学生と一緒に楽しく過ごしたようです。
名残惜しいのですが松島海岸駅に別れを告げ、仙石線に揺られて仙台に戻ってきました。

かねてより留学生から松島に行ってみたいという話を聞いていたため企画した日本文学会主催松島満喫旅行。
伊達政宗にまつわる歴史的建造物などを見学することで歴史を学ぶことができましたし、何よりも皆で素晴らしい時間を共有することができました。

日本文学会では秋に新潟方面へ文学旅行を企画しています。こちらもご興味ある方はぜひ。

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