長年にわたり皆様からいただいたご支援、ご指導により、国際文化学科は本年度で開設25周年を迎えました。
そしてその間、3,000人以上の卒業生を世に送り出し、多くの若い女性の夢の実現にささやかながらも貢献してくることができました。
心から感謝と御礼を申上げます。
10月4日、学科設立25周年を記念して、「海外観光地を支える日本人」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
本学科をはじめ、他学科の学生や、高校生が参加し、フィリピン、中国、タイので働く日本人の仕事の実情についての話に、興味深く聞き入っていました。
「将来は仙台で働くんだろうなあと漠然とイメージしていたが、視野を広げて海外で働くことにも、興味が出た」、「海外で働くような人は、みんな語学も堪能で、すごく努力家なのだろうと考えていたが、必ずしもそうではないと知り、海外就職が身近に感じられた」、「海外の職場に適応するには、単純に語学ができるだけではなく、現地文化を受け入れる柔軟性や、言葉が通じなくてもコミュニケーションをとろうとする積極性など、意識の部分が重要なのだと知った」など、多くの学生が、敷居が高いと考えていた海外での就職について、自分にも可能かもしれない、将来の選択肢の一つとして考えたいなど、前向きな感想を持ったようです。
将来どこで働くかは人それぞれですが、はじめから自分の限界を決めてしまうことなく、日本も海外も含めて、何にでも積極的に挑戦していきたいですね。