「しごと旅」プロジェクト、始動しました

「しごと旅」とは、宮城学院女子大学の学生が、高校生以下の生徒/児童を対象に、様々な「本物の」仕事と職場に触れ、その内容を体感的に理解できるような、体験型の一日ツアーを企画・運営する、というプロジェクトです。

国際文化学科の市野澤ゼミで観光学を学ぶ学生が中心となって立てた企画が評価されて、河北新報社グループによる平成25年度「かほく『108』ファンド」助成に採択されました。

6月25日、新規メンバー募集のためのプロジェクトの説明会が開催され、30名近い参加希望がありました。新たなメンバーの力を得て、これからどんどんと職場体験ツアーの企画を立て、実施していきます。

世の中にたくさんある「仕事」の一端を垣間見るツアーである「しごと旅」プロジェクトの活動は、国際文化学科で学ぶ観光学の内容と、リンクしています。観光の現場について深く知りたい学生、観光業界に就職を考えている学生にとって、このプロジェクトは、ツアーの企画・構築・運営だけでなく、受け入れ先の企業との折衝や、お客様を獲得する営業活動までも含めて、「観光の仕事」の様々な側面を肌で感じる貴重な機会となります。職業体験のツアーを提供することが、自らの職業体験にもなるわけです。

「しごと旅」プロジェクトはまだ始まったばかりですが、すでに様々なアイディアが出てきています。例えば、自分たちのバイト先を体験職場としたらどうか(パン屋さんやお花屋さん)、インターンでお世話になった仙台空港と交渉してみる、本学学生の保護者のみなさんに協力を依頼する(消防署や神社)など。自分たちが興味のある職業を選ぶことで、企画を考えるのが、とても面白くなる。メンバーたちは、あの仕事が見たい、これもやってみたい、と盛り上がっています。「しごと旅」の今後の展開に、ご期待下さい!